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巨像恐怖症を克服できない

みなさん巨像恐怖症ってご存知ですか。巨像恐怖症とは、巨像など大きくそびえ立つものに対して不安を抱いてしまうことです。

日本では茨城の牛久大仏や仙台の大観音が該当するかと思います。

でもわたしの場合はこれらは意外と大丈夫です。

問題なのは、山にそびえ立つ大仏やマリア像などです。

この山という自然の中にニョキと現れる宗教的な銅像に、とても畏れや不安を抱いてしまうんですよね。

まあひとことでいうとゾッとするんです

こわい。というか不安というか。得体の知れない感情です。しかし一方で見たいとの欲求もあるのです。

その昔40年前くらいに私は母に連れられて夏休み、冬休みになると東海道新幹線で東京から広島の祖父母の家に行っていました。

その道中、山の中腹に見える大仏もしくはキリスト教系の銅像があったんですよね。

新幹線から見えるその像がもうこわくてこわくて仕方ないのですが、どこか見ないと物足りないような感じでした。いまだに記憶に残っています。

で、大人になってネットでその新幹線から見えた山の上の像をネットで調べているんですけど見つからないんですよね。。

どうしても、、見つからない。静岡あたりかそれとももっと関西よりだったのか、、、もうとっくの昔に撤去してしまったのかもしれません。。それとも幻想だったのだろうか。

それはそれでさびしい。

巨像恐怖症。怖いという感情があるものの怖いもの見たさもあるという現実。わたしはどこかでその不可思議さを求めているのかもしれません。

東海道新幹線から見えたあの山の上の像。探し求めていきたい。

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