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【SDGs】海の現状 魚より多い〇〇

7月26日、日本で5件目の世界自然遺産が決定しました。
奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島の4つの島の生物多様性が評価のポイントだったようです。

7月には祝日で”海の日”もあったので、今回は海にまつわる記事を書いていきたいと思います。

私は海水浴も、海で獲れたての海産物を食べることも大好きです。
息子も海や海産物(とくにマグロ)が好きです。

しかし、近年はこちらの記事にも書かせていただように海洋汚染などが問題になっており、2050年には海に廃棄されているゴミの量が魚の量を上回るという統計結果もあります。


SDGs(Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)「海の豊かさを守ろう」

これは「持続可能な開発のために、海洋・海洋資源を保全し、持続可能な形で利用する」ことが目標になっています。

現在の世界共通の問題点のうち、氷山の一角を書かせていただきます。

水産資源の激減による漁業の衰退や雇用問題
現在の世界人口は約76億人。そのうちの約30億人以上が魚を食用にし、約3億人の漁業従事者が支えているといわれています。
海洋生物の乱獲や海の汚染によって魚が減少すると、漁業の衰退・漁業従事者の雇用にも影響します。

海で泳ぐ魚よりもゴミの方が多い
「海のプラスチックゴミの量は、2050年までには魚の量を上回る」ことが、2016年の世界経済フォーラムで発表されました。
1964年~2014年の50年間で世界のプラスチック生産量は約20倍以上にまで増えています。
それと同時に、毎年約800万トンものプラスチックゴミが海に流れ出てしまっているといわれています。

故意か否かに関係なく、有害な科学薬品が海に流出したり、ゴミが流された結果、海が汚染されています。
自分にはなにができるのだろうかと思い、海の保全とSDGsの関係を学ぶ機会が増えています。
そういった場に足を運んで学んだことをお伝えします。

ひとつ意外に思ったのが、私と同年代の経営者さんや若い経営者さんも多く学ばれています。みなさん、海を守るために学ぶ意欲があり、とても素敵な方々ばかりでした。


海の問題を学ぶことからはじめる

サンゴ礁に囲まれている沖縄海岸国定公園。そのなかにあるホテル「ハレクラニ沖縄」
以前、そのホテルで行われていた海洋保全プログラムに参加したことがあります。

「コーラル・ナーチャリング(Coral Nurturing)」

沖縄は世界に生息するサンゴの半数以上の種類が確認されている貴重な海域です。
そこに広がるサンゴ礁は生物の多様性を育む宝庫であり、多くの動物たちの住処になっています。
ちなみに、サンゴがクラゲの仲間だということに驚きました。

サンゴ礁が守っているのは海洋生物だけではありません。
サンゴ礁が天然の防波堤となり、沖縄にある島や人の生活を守っています。
そのため、サンゴ礁を守ることは海洋資源だけでなく、人々の生活を守ることにもつながります。

“地域環境の保全に貢献する”という目標を掲げているホテル「ハレクラニ沖縄」

サンゴ礁をはじめとした海洋資源や現在のSDGsに関する取り組みを学ぶことができるほか、
様々な要因によってサンゴが死滅してしまった地域にサンゴの植え付けを行うことができます。

ホテル内にある「ハレクラニブティック」の利益の全額がサンゴ礁保全のために使用されています。

ハレクラニ沖縄 公式サイト


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宮田亮(りょうちん)

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