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【事業家の生き様】ピカソに学ぶ仕事の価値観につい

世界的に有名な芸術家ピカソ。

美術の本でピカソの作品を目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。
とくに「ゲルニカ」という作品はとてもインパクトがあり、記憶に焼き付いています。


以前、箱根にある彫刻の森美術館の常設展示「ピカソ館」に足を運んだ時に印象に残った言葉があります。
館内には絵画や彫刻、陶芸、オブジェなど多種多様な技法の作品だけでなく、ピカソの残した言葉も展示されていました。マルチな才能を持つピカソの凄さを改めて知りました。

『私の宿命は仕事をすること。 息つぐひまもなく仕事をすることである。 しばしば熱狂には創造がのりうつる。』
『できると思えばできる、できないと思えばできない。これは、ゆるぎない絶対的な法則である。』
(パブロ・ピカソ)

私は芸術の分野に精通しているわけではないので、作品や作風についてはあえて書き出しません。

ピカソの真意や表現力に追いついていない部分がたくさんあります。
とはいえ、いくつもの作品を生み出し続けて、世界中の多くの人に影響を与え続けているその仕事観に関心を持ちました。

息継ぎのひまもなく仕事をすることが自分の”宿命”である、と言い切れることは大尊敬です。
それと同時に、宿命や使命感だけでなく、作品を生み出すという仕事を誰よりも楽しんでいたからこそ生まれた熱量があるのだと思います。

一つの作風やジャンル、既成概念、時代の常識にとらわれることなく、何度も0からスタートしてきたチャレンジ精神が投影された言葉のように感じました。

私自身、事業を立ち上げて経営していくなかで、できると思ったことを成し遂げてきたことや実現してきたことが多くあります。
自分には難しいと思った目標であっても、仲間の存在や背中押しのおかげで達成したことがあります。

それらの仕事で得られたのは金銭的な利益だけでなく、仲間とともに達成する喜びです。
インスピレーションを形にしてきた芸術家と同じように、私も仕事を通じて形づくってきました。

時代もジャンルも成果の大きさもまったく違いますが、仕事に没頭してきた先人の仕事観には大きく刺激を受けました。


これからもどんどん仕事に打ち込み、多くの仲間と共に仕事を宿命として楽しんでいきます。

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宮田亮(りょうちん)

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