スマートフォン依存症について考える
こんにちは。
子育てパパ経営者の宮田亮(みやたりょう)です。
近しい人からは「りょうちん」と呼ばれています。
現代社会において、スマートフォンは欠かせないツールとなっています。SNSのチェック、メールの返信、動画視聴やゲームなど、その用途は広がるばかりです。
確かに、私たちの生活を便利にしてくれるスマートフォンですが、ふと気づくと、つい無意識に手に取ってしまい、時間を忘れて長時間使い続けてしまうことも少なくありません。私自身もその経験を持つ一人です。
最近、スマートフォン依存症という言葉を耳にすることが増えましたが、まさにそれを実感しています。
どれだけ「あと5分だけ」と思っても、いつの間にか30分、1時間と過ぎてしまっていることが多々あります。
これがまさに依存症の兆候なのだろうと感じます。
スマートフォン依存症とは何か?
スマートフォン依存症(スマホ依存症)は、文字通りスマートフォンを手放すことができない状態を指します。
この依存症は、脳の報酬系に作用するという点で、ギャンブル依存やゲーム依存に似ています。
特にSNSやゲームアプリの通知が頻繁に来ると、それに対する反応が無意識のうちに強化され、スマホを頻繁にチェックする癖がついてしまいます。個人的にも、SNSでの「いいね」やコメントが気になって、すぐに確認してしまうことがよくあります。
これは、一種の快感を伴う行動であり、その小さな報酬が依存を引き起こす原因の一つだと言われています。
私自身の経験と感じたこと
私自身の体験を振り返ると、スマートフォンを手放すことができない瞬間が多くあります。朝起きた瞬間、まず手に取るのはスマホ。SNSのチェック、ニュースの確認、YouTubeのおすすめ動画の再生。気がつけば、布団から出る前に1時間以上が経過していることもあります。
こんなに無駄に時間を使ってしまったと自己嫌悪に陥ることも少なくありませんが、それでも次の日になるとまた同じことを繰り返してしまうのです。
特にコロナ禍での在宅時間が増えてからは、スマホを見る時間が一段と増えたように感じます。
人との直接的なコミュニケーションが減った分、SNSを通じてつながりを感じたいという欲求が高まったのかもしれません。
それに加えて、テクノロジーは常に私たちのすぐ手の届くところにあり、日々のちょっとした暇つぶしにスマホを使うという習慣が染みついてしまいました。
私は以前、移動中に本を読む時間が好きでしたが、最近ではほとんどスマホに頼りっぱなしです。
スマホ依存の悪影響
スマホ依存の影響は、個人的にもさまざまな面で感じています。
まず、睡眠の質が明らかに低下しました。寝る前にベッドでスマホをいじることが日課になってしまい、気づけば夜更かし。次の日の朝、目覚ましが鳴ってもすぐに起きられず、疲れが取れないまま一日が始まるという悪循環が続いています。また、目や首の疲労も無視できません。長時間スマホの画面を見続けることで、目が乾燥したり、肩こりがひどくなったりすることも多くなりました。
それだけではなく、スマホを使う時間が増えるほど、他の活動が疎かになっていることに気づきました。
例えば、友人との会話中にふと通知が鳴ると、無意識のうちにそちらに気を取られてしまい、会話に集中できなくなることがあります。
また、仕事や趣味に集中して取り組む時間が減り、スマホに費やす時間が増えることで、自己成長の機会を失っているようにも感じます。
スマートフォン依存をどう克服するか?
私自身、スマホ依存から抜け出すために、いくつかの対策を試してみました。まず、スマホの使用時間を可視化するために、スマホの機能で「スクリーンタイム」を設定しました。
これにより、1日にどれだけの時間をスマホに使っているのかが一目瞭然になり、無駄に使いすぎている時間があることに気づかされました。
特に、SNSやゲームにかけている時間が多いことに驚かされ、意識的にその時間を減らす努力を始めました。
また、寝る前のスマホ使用を減らすために、「ベッドではスマホを使わない」というルールを設けました。
これは簡単なようでいて、最初はかなり難しかったのですが、少しずつ慣れてくると、逆に寝つきが良くなり、朝の目覚めもスッキリするようになりました。
さらに、移動中や待ち時間を有効に活用するために、昔のように本を読む習慣を取り戻す努力もしています。
紙の本を持ち歩くことで、スマホを見る時間を自然と減らすことができました。
デジタルデトックスの重要性
もう一つ、効果的だと感じたのは「デジタルデトックス」です。一定期間、意識的にスマホやデジタル機器から離れることで、心身をリフレッシュさせる方法です。
例えば、週末だけはスマホを使わない、または1日1時間だけスマホを遠ざけて別のことに集中するなど、少しずつ取り組んでいます。
これを実行すると、驚くほど心が軽くなり、集中力も回復するのを感じます。日常の喧騒や情報過多から解放され、自然や家族との時間を楽しむことができるようになり、心が穏やかになるのです。
まとめ
スマートフォンに過度に依存してしまうと、私たちの心や体、そして人間関係に悪影響を及ぼす可能性があります。
私自身、スマホ依存を実感してから、その使い方を見直すようになり、少しずつですが改善に向けて努力しています。
しかしながら、スマートフォンは現代生活に欠かせないツールであり、その便利さを否定することはできません。
私も仕事上で必要不可欠なツールであり、スマホなしの生活は考えられません。
これからも、スマートフォンとの適切な距離を保ちつつ、デジタルデトックスやスマホの使い方を工夫して、より健全な生活を送りたいと考えています。
こういう時代だからこそ、人と人とのアナログのつながりが重要なのかもしれませんね。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
宮田亮(りょうちん)
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