士業の先生、顧客同士の接点をつくってあげればいいのに
士業の先生にも、強み弱みの領域があって、顧客(顧問先)の要望に応えられない場合には、ほかの先生を紹介するということがあるとのことです。
横のつながりで、お客様の困りごとに応える、とてもよいと思います、何よりも顧客が助かりますのでありがたい対応です。
でも、それだけではもったいない!と思うのです。
(下記の行為が業務範囲外で違反になるのであれば別ですが…)
と言いますのは、このコロナ禍で、顧客が減っていると悩んでいる先生方がいます。
自分の顧客が廃業してしまうのであれば、それも仕方がありませんが、相手もこうしたご時世ですから、固定費の削減をしたい…
毎月、毎月支払い続けているものの中で、
『削減できないものはないか?』と考えるのも不思議ではありません。
『今、受けているサービスは、支払う対価に見合っているか』
と考えた時、そうでないと感じた場合の顧客の行動は
まずは減額要求をすることでしょう。
あるいは、代替策があるのであれば、
つまり、もっとよい先生がいるのであれば、解約を申し出ます。
金額の交渉であれば乗ることができますが、解約となればやっかいです。
一度、離れた心をこちら側に呼び戻すことは容易ではありません。
『1社、2社くらいなんてことない!』と思えているうちはいいですが、
『今回で終了したいと思いまして…』と続くようになると、その流れは止まらないものです。
そんな先生を見ていて思うことは、
お客様同士をご紹介すればいいのに!。
顧客の
『今、受けているサービスは、支払う対価に見合っているか』
をどう捉えるかですが、
自分の提供するサービスが十分であり顧客も満足している、
しかし、それにもかかわらず解約が出ている、
とすれば、
何らかの付加価値を提供しない限り、顧客喪失のストップにはならないでしょう。
その解決策の一つとして、顧客同士を紹介し合うのは有りだと思います。
現に私はそう感じています。
今のこの状況で、商売をしている人は何が欲しいかというと
「お客さんが欲しい!」とい思う人は少なくない…否、圧倒的?!
有事の今、自社の商品・サービスを買ってくれそうなお客様情報は要らない!という人(会社)は、皆無だと思います。
そうした内なる声に、敏感に察知し、自分のお客さんのために動くとすればどうなるでしょう。
『そんな面倒なことしたくない』
『効果あるとは思えない』
『やる余裕がない』
そうかもしれません。
顧客獲得において、人からの紹介(口コミ)が多い、重視しているのであれば、これまでとは違うやり方を模索するのも手だと思います。
私は、起業サポート、経営者サポートしています。
「この人には、あの人を紹介してあげるといいかな」と考え、つなげてあげますが、とても喜んでもらっています。
ちょっとしたことでいいのです。
経営者はヒントがあれば着想できます。
そのきっかけとなることをほんのちょっとだけしてあげる、
これくらいであればできそうかなと思い記事にしてみました。
企業は人なりですね。
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