『はじめての』を読む読書家におすすめしたいYOASOBI
いよいよ発売日が来週に迫った書籍『はじめての』。
島本理央さんの小説『私だけの所有者』を原作にしたYOASOBIの新曲『ミスター』のティザー映像が公開、また今夜のYOASOBIANNXでフル尺初解禁ということで、ついにその封が切られます。
YOASOBIのファンが原作の本を手に取るように、それぞれの著者のファンがYOASOBIの楽曲に興味を持ってもらえるのではないかと思います。
そこで、勝手にですが読書家の方におすすめしたいYOASOBIの楽曲をご紹介します。YOASOBIは、音楽から小説、小説から音楽へとその双方の橋渡しになる存在だと僕は思います。
もしも命が描けたら
『もしも命が描けたら』は鈴木おさむさんの同名の戯曲が原作の楽曲です。
歌詞に耳を傾けながら聴くと映画を一本見たような気持ちになります。歌詞が物語をなぞる形を取っているので原作を知らなくてもストーリーを感じることができる一曲です。
ラブレター
『ラブレター』はお手紙を歌にした曲で、TOKYO FM/JFNの日本郵便SUNDAY'S POSTのレターソングプロジェクトの企画で作られました。たくさんの応募の中からはつねさんという方のお手紙が選ばれました。
はつねさんのお手紙はこちらから読むことができます。「音楽さんへ」という宛名書きから始まるそのお手紙をぜひ読んでみてください。
夜に駆ける
『夜に駆ける』星野舞夜の小説『タナトスの誘惑』が原作の楽曲で、YOASOBIの最初の楽曲です。
もしも芥川賞が邦楽界にあったとすれば2019年の下半期は『夜に駆ける』が受賞していたのではないでしょうか。紅白歌合戦でも披露されたYOASOBIの代表曲です。
他の楽曲ももちろんおすすめですので、良かったら聞いてみてください。
YOASOBIファンの皆さまへ、島本理央さんの本を紹介します。
2月16日、書籍『はじめての』の発売が楽しみです!