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Web3の中心を追いかけて世界中を1年間駆けずり回ってみた

昨年10月にOASYSというプロジェクトを始動しますと宣言させていただきました。そこからなんとかサービスローンチに向けた最終調整に入るところまで辿り着きましたので、立ち上げの想いを書かせていただきました。技術や構造上何が凄いの?等具体的なところは、あまり時間を空けずに次の機会で書かせていただきます。

はじめに

昨日、シンガポールで賃貸住宅の契約をしました。
実は2021年11月初頭にNYへ飛び立ってから約1年間、家をもたず、世界中の大型カンファレンスでネットワーキングや海外投資家にピッチを繰り返し、地球3周しました。
この1年日本人で1番Web3の中心とともに駆け回った自信はあります。

昨年からNFTやブロックチェーンゲームが世界的に大ブームになり、「日本はコンテンツが豊富でWeb3やNFTと相性がよく、世界で勝負ができる」と皆、口を揃えて言っていました。
しかし、昨年11月大型NFTカンファレンスNFT.NYCに参加したところ日本からきて会った人は渡辺創太くんだけでした。

2021年11月のNFT.NYCオフィシャルネットワーキングディナー

コロナ禍直前2020年3月頃までNFTの中心はすぐ手元にあり、自分も所属していたdoublejump.tokyoのMy Crypto Heroesが金融やゲーム含む全てのアプリケーションの中で売上、DAU、ユーザー数ともに世界1位を2年弱キープしていました。
それだけに、コロナ禍での1年半でNFT、Play to Earnと2周遅れを痛感しました。
そこから、昨年末NYにて、絶対に巻き返してやるとの決意とともに一旦日本に帰国しました。

Web3✖️ゲームで勝てない事の意味

Web1もWeb2もマスアダプション初期に勃興するのはいつもゲームです。
まだ未成熟ではありますが、Web3においても既にマスアダプションの手前まできており、
ゲーム業界の地図を入れ替える可能性が出てくるほどの成長を遂げています。
3年前、世界1になったブロックチェーンゲームのDAU2万に対し、2021年世界1になったゲームがDAU 200万を記録し3年で100倍の規模となり、3ヶ月で売上1,000億円を超えました。
2021年世界で最も売れたモバイルゲームでピークアクティブユーザーが250万人、年間売上1000億円であることから、既存ビデオゲーム産業20兆円を大きく上回り、未だ黎明期であるため今後3年でさらに100倍の規模になる可能性があります。
※ブロックチェーンゲームとはブロックチェーンにより実装された“トークンによる経済”を組み込んだゲームです。ユーザーは、ゲーム内の通貨、キャラクターやアイテムをブロックチェーン上のトークンとして所有できます。

そして4年前からこの領域に共に賭けてきたDapper Labs、SkyMavis、Opensea、Immutable X、Animocaなどの海外企業が全員ユニコーン企業になりプラットフォームレイヤーで覇権をとろうとしています。
つまり、モバイルゲームのAppleとGoogleのように、規模の力で海外の仕組みに蹂躙される可能性が出てきております。

まだ勝負は終わっていない。

当然、我々としてコロナ禍の鎖国中に何もしていなかったわけではありません。
日本にいるからこそ取れる戦略は明確で日本のIPホルダーとの強固な連携でした。
日本の漫画、アニメ、ゲームは世界中どこに行っても愛されており、かつて子供の頃にワクワクし、クリエイティビティを与えられた世代は今、働き盛りの20代、30代、40代です。
本格的なマスアダプションに向けて、開国後、ここに世界中からアプローチがかかることは明確で、現在そうなりつつあります。

まだブロックチェーンがいぶかしい存在であった4年前からブロックチェーンとゲームの可能性を信じ、熱量を持ってゲームを作り、運営し、真摯に取り組んできたチームの実績を評価いただき、コロナ禍の間、大手IPホルダーの皆様と可能性について対話を続けていただきました。
既存のブロックチェーンのしくみが未だ、「高い、遅い、使いづずらい」状態にある中で、大手IPホルダーが参画するには、「高速、無料、ゲームに最適な設計」を提供するしくみが必要であると感じ、OASYSを立ち上げ、初期立ち上げご参画をお願いしました。

ストレートフラッシュ完成

最終的に結果として、様々なご縁が重なり、日本のみならず、韓国、ヨーロッパの大手までご参画いただけることになり、本日発表させていただけることとなりました。
おかげさまで、世界で勝負するのに、ポーカーのストレートフラッシュくらい強い役になったかなと思います。

OASYSの初期バリデーター

Web3文脈で、有力VC、取引所からの支援も集めることができました。
特にこれといったツテもなかったのですが今年2月に渡米し、デンバー、SF、LA、マイアミと周り、資金調達を実施しました。 Web3に投資している名のあるVCはほぼ全てピッチしました(100件以上)。まだホワイトペーパーすらなかったので夜は日本のメンバーと打ち合わせしながら、昼間は2ヶ月半毎日狂ったようにピッチし、20M USDの募集枠に1.5倍の申し込みをいただき無事クローズすることができました。

OASYSの投資家一覧

アメリカやアジア系問わず、海外のVCと話をして明確なことは彼らも日本のコンテンツで育っており、日本のクリエイター、個人のクリエイティブティへの信頼と期待は高いです。
例えばゲームにおいても会社ではなく、クリエイターの名前まで出てきました。
そして、コロナ禍がおさまったらWeb3文脈で日本の才能に投資したいとトップティアのVCからのコメントも貰いました。

最後に

始動から10ヶ月、本日全ての初期バリデーターが揃い、いよいよOASYSとしては本格的なローンチ準備に入ります。
市況としては荒波の中の発進準備ですが、一緒に船にのっていただける方も募集中です。
そうでなくても、今後Twitter SpaceやDiscordなどでAMA(質問会)などを頻度高く行っていく予定ですので
TwitterやDiscordでOASYSを応援お願いいたします!

Twitter: https://twitter.com/oasys_games
Discrod: discord.gg/oasysgames


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