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五島列島サイクリングE-BIKE編【VN de ロードバイクLife vol.89】

ベトナム・ダナンでのロードバイク・MTBライフを綴る、ベトナムでロードバイクLife vol.89です。

今回は日本の話。
約三年ぶりの日本帰国。
久しぶりに日本に降り立つと、コロナ以前の世界から色々変わり、セルフレジやら、半セルフレジやら、キャッシュレスやら、レジ袋有料やらなんやらでオレは浦島太郎状態。
もしくは田舎から出てきた老人のごとく都会の風にあたふたする。
まさに「TOKYO CITYは風だらけ」。

そんなこんなで都内で数日すごした後、長崎、五島列島へ移動。
目的地は我が青春の時期をすごした通称、中通島、ちなみに地元民で中通島という言い方をする人はあまりしない、どちらかと言うと上五島と言う。

五島で所用をちょろちょろっと済ませると、その後は特にやることもない。海で泳ごうかなーと思ったが、、微妙な曇り空の天気。

1日、家で夏休みの小学生のごとく、ゴロゴロ無駄に時間を過ごす贅沢。
しかし、あまりに暇なので自転車乗りテーっと思い出した。

自転車借りれる場所さがしたらE- BIKE の自転車借りれるとこをちらほら発見。さっそく電話して予約して翌日レンタル確定!

どうせならロードバイクか、MTBがよかったが、それは無くて、あるのはママチャリ的な感じのE-BIKE。
チャリ乗りにとってE-BIKEなんて邪道だとおもっていたが、まぁ仕方ない。

無事E-BIKEを借り、サドルにまたがりスタート。
「おぉー!スーッと進むー!!!」E-BIKE初体験は、どこかロードバイクに初めて乗った時の感動に似ていて「軽っるー!進むー!!」
という感情が溢れ出す。

数分前までE-BIKEなんて邪道だと思っていたが、頭に浮かんだ言葉は。
「これ、、、、アリやな」

遠浅の美しいビーチ、ハマグリ浜あたりから出発。
天気はやや曇りだが蒸し暑い。

まずは世界遺産の教会がある頭ヶ島方面へ、アップダウンはあるが片道13km程度。サイクリングとしてはちょっと近すぎるが、、、とりあえず向かう。

勾配10%超えの激坂を(E BIKEのおかげで)ありえないスピードで登る。
気分だけは激坂登るタデイ・ポガチャル!

ほぼ車も居ない道なので、快適なライド。
青い海を横目にアップダウンを繰り返す道をひた走る。

五島の海は青い。天気がよければたぶんもっと青い。

頭ヶ島はその名の通り島で上五島とは橋で繋がっている。
とりあえずその橋まで到着。スタート地点から約13km程度なので比較的サクッと到着。
世界遺産の教会の場所へ入るには(たぶん)予約が必要なので、とりあえずそこへは向かわず、昔、空港があった場所(今は閉鎖)へでも行ってみる。

まさに昔、空港があった場所で、それ以上での以下でもない。
だだっ広い場所に蝉の音が鳴り響く。しばしぼーっと物思いにふけてみる。

続いて、坂本龍馬像がある辺りへ、
天気も徐々に晴れてきて気持ち良い天気になってきて、気温も上昇。

とりあえず、次はどこ行こうか考えながら、一旦、自転車借りたあたりまで戻る。往復約26km。うーん走り足りない。。。
ので、上五島の西側方面へ。
途中、昼飯で五島うどんの名物「地獄炊き」食べるが、子供の頃、食べ過ぎて特に特別感がなく写真すら撮らず・・・・。ごちそうさまでした。

そして、いくつかの激坂を超えて矢堅目公園へ到着。
暑さもだんだん強烈になってきた。

矢堅目公園の入り口にはサイクルラックもあった。
オレ今日ママチャリなので必要ないけど。

概ね満足したので、さて、帰るか、、、と、自転車返却する為、再度、ハマグリ浜方面へ帰る。

返却場所のゴールまで最後の激坂が登場。
多少疲れてきたが電動アシストあるから、と鼻歌交じりで登り始めたら、
なんか今までと違う・・・重い・・・・・
アレ、っと思ったらまさかのバッテリー切れ!!!!
そしてオレは一つ悟った。
E-BIKE、バッテリ切れるとただの激重自転車・・・・。
汗だくで息切れしながらなんとか激坂を登り切る。

そして再びアシスト無しのE-BIKEを汗だくでひたすら漕ぎ、返却場所のゴールへ無事到着。
 

自転車返却後、E BIKEとはいえそれなりの疲労感。
天気も良くなったし、せっかくなのでハマグリ浜でビールでも飲むかー。っと歩いて向かう。

広大なビーチに、泳いでいる子供が2−3人。
夏の始まり。美しい海と風景。
とりあえず缶ビールを海の家の売店で購入。

浦島太郎状態のオレはジョッキ缶の開け方にあたふたしながら乾杯。
海を見ながら飲むビールはうまい!

楽しいライドでした。


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