資格なんて、所詮は社会が決めた基準の一つでしかないわ。弱いやつほどそういいったものにすがるのよ、資格とか、学歴とかね

車輪の国名言集第5弾はこのセリフです。

昨今では、資格や学歴なんかはあまり関係ないとよく言われていますね。特に就活の現場などではそうなのではないでしょうか。確かに私自身も、人を見るときに資格や学歴を重視していません。

しかし、資格や学歴はあるに越したことはないとも思っています。資格や学歴は、ある一定以上の知識や経験があることを保証してくれるものです。何かをやったり、何かを発言するときに、そういったものが説得力を持たせてくれます。同じ内容の発言をしても、普通の一般人が言うのと専門家が言うのとでは、説得力に違いがあるのは仕方ありません。

しかし、資格や学歴以上にもっと大切なことがあります。それは人間性です。私が自衛隊時代、どこかでこんな言葉を聞きました。

「人間性の欠如は、あらゆる能力をもってしても補えない」

どれだけ他の能力が高くとも、人間性が伴っていないとその能力にも価値はありません。

まず優先するべきは、資格や学歴を手に入れることではなく、人間性を磨くことです。そうすれば、能力なんて後からいくらでもついてきます。