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競技会を行う意義

防衛大学校では開校祭における棒倒し競技会を始め、年に数回さまざまな競技会が行われています。競技会は4つの大隊が競い合い、優勝を目指して闘います。

競技会は毎回白熱した闘いが行われてとても盛り上がり、純粋に参加しても応援していても楽しいものです。

しかし、防衛大学校で競技会が行われるのにはちゃんと意義があり、日々の生活の息抜きにただ楽しめばいいというものではありません。

大隊内の学生間で団結力を高めて帰属意識を醸成し、親睦を深めると同時に士気を向上させるという目的があります。

よく言われているのは上記に挙げたものですが、実はそれだけにとどまりません。

自衛官の重要な職務の一つに戦闘というものがあります。他国から侵略を受けたりした場合、国土防衛のため戦闘を行わなければなりません。

勝ち負けを決める競技会はその戦闘の模擬戦とも言えます。自衛隊は戦闘となれば必ず勝たなければならず、競技会を通して勝負心を養うという目的もあるのです。

また、競技会を行う際は主に4学年が長やスタッフとして動いています。それは将来幹部自衛官に必要となる、リーダーシップや企画・運営能力を向上させるためでもあるのです。

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