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間違っているとか正しいとか、誰が決められるっていうのよ

不朽の名作アニメ『コードギアス』から。作品全体を象徴するようなセリフです。他にも有名で深い名言がたくさんあるんですが、今回はこのセリフを。(コードギアスだけで1ヶ月できそうなくらい)

内容には詳しく触れませんが、登場人物はそれぞれの目的のため、それぞれの正義を信じて戦います。世界を変えるため、大切な人を守るため…。互いの立場や信条の違いでぶつかり合います。

この作品を見て、正義とは何なのか、悪とは何なのか、とても考えさせられました。この作品で描かれていたのは、正義VS悪ではなく、正義VS正義。正義の反対は悪ではなく、また別の正義であることを学びました。

これはもちろん現実世界でも当てはまります。国同士の争い、民族や宗教の対立。すべてにおいて、どちらかが正しくてどちらかが間違いということはないと思います。お互いに自分が正しいと思って戦っています。

逆に言うと、自分が絶対に正しいという思い込みが、争いを生んでいるのです。この世界には絶対的な正しさも、絶対的な悪もないんですよね。一見正しそうに見えることでも、状況が変われば悪いとされることもあります。

世界中の人たちが、「正義の反対はまた別の正義」という認識を持てば、確実に世界から争いは減るし、平和に近づきます。お互いが分かり合うのは無理かもしれません。しかし、「そういう考え方もあるな」と理解するのは不可能ではないはずです。

これは個人間でも言えることです。分かり合えないと思っている相手でも、少し相手の立場になって考えてみれば、何か見えてくることもあるかもしれません。それができれば、怒ることもイライラすることも減るはずです。

世界が少しでも平和になりますように。みなさんの心の平穏も保たれますように。

今日はここまで。明日もお楽しみに!


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