プロラグビー選手の私が競技外の活動を始めようと思った理由。
パラレルワーカーと呼ばれる人が時代の流れとともに増えてきたように、プロスポーツ選手で競技外の活動をする人は年々増えてきています。
私もそのうちの1人だと思っています。
現在、私が行なっている活動は主に3つあります。
・ラグビー選手としての競技者としての活動
・子供たちの成長を手助けしたいとラグビーの普及活動や競技力向上を狙ったプロジェクト(ENDA)を立ち上げ活動
・ラジオMCとしての活動(八戸のラジオ局BeFMの番組「おとなの学校」)
というように、様々な立場での活動をしています。
ではなぜ、このように多岐にわたる活動をしているのか。
それは、
『自分の残りの人生の時間を世のため人のためになることに使いたい』といった気持ちからです。
昔からそんな気持ちでいたかというとそうではありません。
昔は自分のことばかりを考えている人間でした。
しかし、5年間もラグビー選手として生活させていただいている中で、考えが変わっていきました。
「こうして自分が好きなことだけで生活できていることは決して当たり前ではなく、周りの方々を支えがあってのことで、自分は支えられて生きているんだ。」
「自分は周りの方々に支えられて生きているのに、世のため人のために動けているのだろうか。」
「自分ができることで世のために動こう。」
そんな気持ちがどんどん強く芽生えてきました。
そしてその中で自分にできることはなんだろうか。
考えて出てきた答えは、
「今までたくさんの人に支えられて応援してもらってきてたくさんの時間を使って取り組んできたラグビーで、世のため人のためになることをしよう。」
といった答えでした。
あとは行動するのみだなと思いすぐに行動に移しました。
幸いにも、自分が持っている気持ちをしっかりとした形にして世に届けてくれる手助けをしてくれた仲間(ラジオ番組も一緒にやっている奥山君)が支えてくれて実現することができました。
こうした思いなどから様々な活動をすることを決意し、全力で取り組みをさせていただいています。
私は、これからも世のため、人のために動ける人間でありたいと強く思います。
そして自分に残された人生の時間を精一杯生きていこうと思います。