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ワーキングメモリについて

発達障害の人は、一般的にワーキングメモリ(瞬時に記憶できる容量)が小さいとされています
このワーキングメモリが少ないと

  • 他の人が喋った内容を忘れやすい

  • 忘れ物が多い

など実際に生活や仕事に影響が出やすいです
私も例外ではなくワーキングメモリの低さに悩まされています

特徴

では、STUDY HACKERさんより転載します

ワーキングメモリ (working memory)とは、一時的に情報を脳に保持し、処理する能力です。短期記憶・長期記憶という言葉をご存じの方は多いでしょう。ワーキングメモリは、短期記憶よりもさらに短いあいだに情報を記憶する能力を指し、ワーキングメモリは脳の前頭前野が担っています。
ワーキングメモリは、作業記憶・作動記憶とも呼ばれ、以下の3つで構成されていると考えられています。

・言語的短期記憶:数、単語、文章など
・視空間的短期記憶:イメージ、絵、位置情報など
・中央実行系:注意の制御や、処理資源の配分といった高次の認知活動

そして中央実行系が、ほかの2つの短期記憶にそれぞれ組み合わされると、

・言語的短期記憶+中央実行系=「言語性ワーキングメモリ」
・視空間的短期記憶+中央実行系=「視空間性ワーキングメモリ」

となります。ワーキングメモリは、会話や読み書き、計算の基礎といった、日常生活や仕事・学習を支える重要な能力なのです。

私の思うところもありますが、自分の興味のあるところには強く、逆に興味が薄いところには弱くなるといった節があるように思えます

私は数学などが得意な反面、横文字が多い世界史などが苦手です
逆に、世界史が好きで数学が苦手な人もいるわけです
また、興味が強い分野に関しては人並外れた記憶力を誇ることもあるので、偏りがあるだけでIQが低い・頭が悪いわけではありません
実際に東京大学などレベルが高い大学にはASD・ADHDの人が多く在籍しているという話を聞きます

発達障害を患っている人は両極端なことが多いというのはこの辺りがあるのではないかと思います

対処法としては

対処は意外とシンプルでした

まずは簡単な内容としては、メモをとることですね
スマホで文字を入力しても良いのですが、紙に字を書いた方が記憶に残りやすいと言われているようです

スマホの場合は「ToDoリスト」が作れるアプリも便利です
Googleのサービスで「ToDoリスト」を作る機能があったりするので、それを活用すると忘れることをある程度防ぐことができます!

貴重品をよく忘れるって人も多いと思います
そういった人には高価ではありますがApple社が出している「AirTag」も良いですね
鍵や財布など忘れやすいものにつけておくと良いですね

ワーキングメモリの鍛え方

ワーキングメモリに関しては、トレーニングである程度鍛えることができます
脳は考えないと少しずつ衰えていくので、普段から考える・調べる癖をつけた方が良いです。まずは自分の好きなことや興味のあることから調べていきましょう
本を読む、インターネットで検索するのが手頃な手段でしょうか

散歩しながら考え事をするのも有効です
ずっと座っているよりも歩きながら考えることが、頭が働きやすいと言われております。これはスティーブ・ジョブズ氏もよく歩きながらミーティング(Walking meeting)をしていたという逸話が残っており、効果が高いと思われます

あとは十分な休息をとって脳を休ませてあげるのも有効です!
この辺は普段の運動にも言えることですね
メリハリをつけてあげることこそがワーキングメモリを鍛えるために重要ですね

もちろん生まれつきの特性なので、克服は非常に大変ですが、ある程度の対処は可能です。それよりも意識して続ける方が難しいです

私も少しずつこう言ったことを実践していこうと思っています(自分で書きながらワーキングメモリの低さを実感しています・・・w)



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