加点法の世界
先日減点法のことについて書いた。
減点法は、どれだけの良いことよりも
ひとつのミスを見逃さない、気持ち悪い手法。
完璧を求める考え方に基づく。
完璧を求めると、臆病になってしまう。
行動を躊躇する人間を育てるやり方だ。
理想を描き、そこに満たない分を差し引く。
いかにもインテリが考えそうなものだ。
いつまでたっても完璧など辿り着かないし、
そもそもそれを目指すのも問題がある。
完璧は、過剰。
ずっとそうやって辿り着かいないゴールを
追い求め、全力疾走を強要する。
もう、分かっちゃたよ。
完璧は、幻想だと考えた方が
精神衛生上いい。
評価者の評価なんて評価者の自己陶酔。
モチベーションを失うだけ。
それよりも、できることを、
好きなことを強化しよう。
不完全でOK。
70%GOODでいい。
何が足せるか。
加点法で、いい。
モチベーションも維持できる。
インテリに自信を奪われるな。
完璧な人間などいない。
不足を足すのではなく、
部分的に突き抜けろ。
上限を決めるな。
減点法ではなく、
加点法に切り替えませんか!