大好きな方から学んだこと
僕は動物が大好きです。
その中でも犬は僕が最も好きな動物の中の一つです。
実家で男の子である真っ黒のラブラドールレトリーバーを飼っていました。
僕が名付けてスクービーという名前だったのですが母親が略してクゥちゃんというもんだからみんなクゥと呼んでいました。
3年ほど前に16歳くらいで亡くなりました。
僕が大人になってクゥと会うことが極端に少なくなって、クゥもおじいちゃんになって動きが鈍くなっていきました。
クゥの散歩は近くに住んでいる母方のじいちゃんの日課でした。
だからクゥは散歩に連れていってくれるじいちゃんが大好きでした。
だから僕たちはじいちゃんに甘えてクゥの面倒を見てもらっていました。
5年ほど前からじいちゃんがリュウマチなどで体が思うように動かなくなり
ついには、入院することになり大型犬であるクゥとの散歩が困難になりました。
そこからクゥはどんどん元気がなくなっていきました。
僕も少し遠くに住んでいて、母親以外みんな遠くに住んでいましたので次第にクゥはどんどん弱々しくなっていきました。
クゥが立たなくなった。もういよいよダメかも。
そんなLINEが親からきて、一時間半くらいかかるところに住んでいましたから仕事終わりに実家に戻ろうと思っていたところ
少しゆっくり準備をしてしまいました。そこから高速バスに乗ろうとしました。
するとLINEで母親から「クゥちゃんが…もうダメだった…。」
仕事から帰ってすぐバスに乗っていればまだ生きていたかもしれない時間帯でした。
ものすごく後悔しました。
もっと早く焦っていれば声を聞いてくれていたかも。もっと実家によった時に散歩していればもっと長く生きてくれたかも。
実家についてクゥの亡骸を見ていっとき触ったら、夜中リードを持ってクゥの散歩ルートを歩いて回りました。
泣きながら歩きました。
仕事でも苦しんでいた時だったので余計に苦しかったです。
でもクゥから教えて貰えたきがするんです。
大事な時はすぐ行動するんだ。死んだらもう話は聞いてくれない。死は時間は待ってくれない。
今何が1番大事なのか。思い出を作っておく大切さ。当たり前にいると思っていることは当たり前ではない。
いつもと何か違うと些細なことでも思ったらじっくり観察してみる。
クゥから大事なことを改めて教えてくれた…
いや、思い出させてくれたと思います。
今いる大事な人、大事な存在は永遠ではないことを思い出せば目の前の人、動物、物全てに優しくなれる気がします。
ありがとうクゥ。
なぜこんな話をしているのかと言いますと
去年末一緒に住んでいる彼女の愛犬が亡くなったからです。
そこでまた学びを得ました。
長くなったのでまた明日にでも書きたいと思います。
僕はこの話はくらい話だと思っていません。
寂しい思いが蘇りますが、ポジティブなことを教えていただけたのでどこかに書き残したいと思って書いでいます。
読んでいただいた方がいれば、もう一記事付き合ってください。
では。