
人脈三圏:互恵圏、互求圏、互奪圏
人脈三圏 概要
互恵圏
「他のためになるほど自分が幸せになれる」という法則の体験される人脈圏
恵み合い感謝し合うつながりの世界
互求圏
「自分のためを考えないと破滅する」という法則の体験される人脈圏
相手に求め、利用し合う交わりの世界
互奪圏
「やらなければやられる」という法則の体験される人脈圏
奪い合い、傷つけ合うかかわりの世界
それぞれが他の圏の法則認識を「思い込みが激しく救いようがない」と感じる。
互求圏、互奪圏から見ると互恵圏人はどうしようもなく「甘い考え」の人々である。
互恵圏から見ると互求圏、互奪圏は「気の毒な思い違い」を持った人々に見える。
三圏の住人比較
【従う法則】
互恵圏人
「世のため人のためになるほど幸せになれる」
互求圏人
「自分の利益を追求しなければやっていけない」
互奪圏人
「やらなければやられる」
【人生の目的】
互恵圏人
「何かのための自分」として世の中に役立とうとする。(志に生きる)
互求圏人
「自分のための何か」を求め、自分や家族のために働く
互奪圏人
建設的でない欲望や快楽のために行動しようとしがちである
【日常意識】
互恵圏人
相手に喜んでもらうにはと考えている。人の喜びを喜びとする
互求圏人
相手を利用することを考えている。人の成功がうらやましい
互奪圏人
相手をやっつけたり奪うことを考えている。人の苦痛・失敗が面白い
【周りの人への作用】
互恵圏人
付き合う人が恩恵を受ける。立場の違いを活かして協力する
互求圏人
付き合うと利用されることが多い。立場の違う人とは対立する
互奪圏人
付き合う人が傷つけられることが多い。敵を増やし世間を狭める
【周りの人の反応】
互恵圏人
健在で活躍して欲しいと望まれ期待される。支持が集まる
互求圏人
別にいなくても良いと思われる。(孤独で不満)
互奪圏人
いなくなればよいと思われ、冷遇される(世間を恨む)
【対人環境】
互恵圏人
恵み合い、感謝し合うつながりが多い。人が良い話を持ってくる
互求圏人
利用し合うつながりが多い。油断すると足をすくわれる
互奪圏人
奪い合う交わりが多い。他人が悪いことを仕掛けてくる
出典:「和の実学」著者:大和信春 出版:博進堂 はる研究院