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企業の絶対浮力、欣度管理(事業の成功原則としての和道①)

事業の成功原則としての和道

本来の日本的経営を実現する精神の根幹を支える文化遺産

経営者が従業員のみならず関係処方に対し効果的互恵策を実行する
企業をめぐる互恵状態を向上させ
関係者間の総互恵、すなわち「和」の構築・強化を計ること

占部都美氏「杢流経営法」
「日暮硯」の解説書

日本では杢流(和道的)か否かが
てきめんに事業や政治の成否を分けている

和道の下では
トップから現場までの全員が納得できる同じ指針で活動できる
誰もが経営者とも共有視点を持てる
帝王学を学びながら仕事しているのと同じ
経営後継者の裾野が著しく広げられることを意味する
心価マネジメントに無頓着で、システムや経営手法を過信して失敗するケースが多い


企業としての絶対浮力

企業としての「絶対浮力」

  1. 社会貢献力

  2. 環境適応力

  3. 人材力等


企業としての「関係浮力」

  1. 許認可制度・契約による特権

  2. 優遇、独占による収益力等

  3. 社会秩序や自然現象の安定

絶対浮力を養うことが肝要
企業内外に互恵の策を展開
自らの存在価値を確保する力「和力」


欣度管理

基調欣度

その人が普通の状態の時に回帰する、日常的な平均レベルの欣度を「基調欣度」

従業員の欣度管理

従業員の平均基調欣度を把握し、プラスに保たれるようにする
従業員同士の自己を含む総当たりの相互評価を集計する
私(大和さん)の見た企業の中で過去最高は総平均3.0度(Y)

顧客の欣度管理

顧客の満足度の指標としての欣度が、少なくともプラスになるようにする

配達伝票に、顧客の欣度の記入欄を設けている家具の店がある
入店時、離店時の買い物客の欣度差を評価したスーパー

出入口のカメラによって表情のスコアリングも考えられる。


出典:「和の実学」著者:大和信春 出版:博進堂 はる研究院

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#人間関係
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