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「成人要目」人間が一人前に生きていける存在であるための条件
人は何を学ぶべきか
これからの社会を担う人材が望まれる
病気の社会になる
乗り越えて若々しい社会を創っていく必要がある
若いときからきちんと成長した人が望まれる
人間として一人前になる必要がある
一人一人に個性と固有の役割がある
「成人するとは」どういうことか
法律上の定義でなく
社会人として必要なことを全般的に備えた人
社会崩壊の根本原因
社会を構成する人がしっかりしていない
一般市民の見識が浅いこと
間違った指導者の選択
間違った社会
大勢の悲劇
一人前の条件は国によって違ってくる
「成人要目」
成人の条件を表すもの
各国社会において人間が一人前に生きていける存在であるための条件
「成人要目」ができたいきさつ
社会で生きていく上で必要なことを分野・形を問わず、挙げまとめたもの
「青少年は何を身に付けるべきか」を網羅
成人要目の概要とポイント
①指針獲得:生きる基本姿勢をととのえる
1.世界・宇宙の実像に関する見識を持つ
2.人生の意義について普遍妥当の認識に迫る
3.人間生活の基本的なあり方について学ぶ
4.家庭人としての各期・各立場における心得を学ぶ
5.社会の一員としての各期・各立場における心得を学ぶ
②基本体得:人間としての基本的資質を養う
1.純良、健全な性向を培う
2.健全な思想を持つための基礎的教養を身に付ける
3.基本意欲の自立的で適切な発揮の習慣を養う
4.各種精神力を養う
5.基本的生活習慣を身に付ける
6.基本的な判断力を養う
7.基本的な体力、運動能力を養う
③英知伝承:処世の技量となる見識を養う
1.社会のあるべき姿について学び、その実現の志を養う
2.人間社会における処世の知恵を学ぶ
3.非常時の対処と、平常心のもち方を学ぶ
4.逆境、試練の克服の知恵を学ぶ
5.現実社会の諸問題に関しての認識を深め正しい判断力を養う
6.人類世界、民族、地域の歴史とその教訓を学ぶ
7.未知の物事に接する心の備えを学ぶ
④能力開発:人生・社会に有用な諸能力を広く開発する
1.各種精神技術を学ぶ
2.主要言語、近隣国言語で簡単な会話ができるようになる
3.各種身体技術を学ぶ
4.心身統合の技の未知を学ぶ
5.学業と真理探究に役立つ各種の知識・技法を学ぶ
6.実生活に役立つ各種の知識・方法を学ぶ
7.問題解決、業務遂行一般に役立つ各種の知識・技法を学ぶ
8.各種感覚力を高める
⑤行動体験:心の深みを養う実体験を積む
1.一流の文化遺産、人物、生産品に触れる
2.質の高い見聞を豊かにする
3.脱・温室的環境条件の下での生活を体験する
4.原点に遡り伝統を受け継ぐ行動様式を体験する
5.生活を豊かにする趣味を養う
どの境涯においてもふさわしい一人前がある
未成年にもその年頃にふさわしいプロの生き方がある
中学生なら中学生、高校生なら高校生のプロは可能
出典:「心の自立」著者:大和信春 出版: 明元舎 はる研究院