旅行業務取扱管理者試験 ~概要と勉強法~
学生の方や社会人の方などに人気の国家試験!
「総合旅行業務取扱管理者試験」「国内旅行業務取扱管理者試験」
範囲が広すぎて、
正直どこから勉強し始めたらわからない人も多いことでしょう。
本日は、手はじめに概要を紹介します。
1)総合旅行業務取扱管理者試験(JATA)
概要:海外旅行、国内旅行についての試験。
・試験頻度:1年に1回(10月頃)/ 願書の提出:7月~8月頃
・受験料:6,500円
・4科目(旅行業法 25問、旅行業約款 25問、国内旅行実務 32問、海外旅行実務 52問)
・各科目60%以上の得点で合格
2)国内旅行業務取扱管理者試験(ANTA)
概要:国内旅行についての試験。
・試験頻度:1年に1回(9月頃)/ 願書の提出:6月~7月頃
・受験料:5,800円
・3科目(旅行業法 25問、旅行業約款 25問、国内旅行実務 38問)
・各科目60%以上の得点で合格
★旅行業法、約款(法律):
文章内の数値、法律の目的など、ポイントを押さえた勉強が必要です。
最近変更された箇所などは出やすいので確認必須。
★国内旅行実務:
・運賃計算(JR、フェリー、バスなど)は、
旅程をもとに料金を計算するシミュレーション問題がでます。
(※JRは、乗り換え駅による特殊割引など、なかなかの難問)
・国内観光資源(地理)は範囲が広いので、
早めに勉強し始めてこつこつ覚えていきましょう。
写真や動画を見て覚えると、記憶に残ります。
・同じ県に存在する観光地・名物・景勝地などの「組み合わせ問題」も多く出題されるので、都道府県ごとにポイントを押さえたり、地図で場所を確認しておくと良いでしょう。
★海外旅行実務:
とにかく範囲が幅広いので、各項目で100%を目指すのではなく、
60%以上の取得を目指すのがポイント。
・国際航空運賃(旅程や航空券の表記から料金を読み取る)
・出入国法令と実務(関税、パスポートやビザなどの規則)
・海外旅行実務(時差、用語などの基本知識)
・海外観光資源(世界各国の地理)
・英語(旅行がらみの英文の読み取り)
地理はとにかく範囲が広く、よほどの人でないと全エリアの網羅は難しい。
しかし、まったく勉強しないと得点を失うので、早めにこつこつ覚えていくしかないです。
次回以降は、各地の地理をメインに紹介していきます。
すきま時間を使って、楽しく覚えていきましょう!