旅行業務取扱管理者試験に出やすい!国内地理「組み合わせ問題」③郷土料理編
本日のテーマは郷土料理。観光資源を組み合わせた地理の問題に出題されやすいので押さえておきましょう。
例題③:各県の観光資源(郷土料理)
次の観光地と郷土料理・名物の組合せのうち、同じ都道府県でないものはどれか。
1)忍野八海(おしのはっかい) --- ほうとう
2)角館 --- いちご煮
3)草千里ヶ浜 --- 辛子蓮根
4)龍泉洞 --- わんこそば
上記のように、該当しないものを選ぶ問題もあります。
早とちりしないように、問題もしっかり読みましょう。
★正解(誤った組み合わせ)は、2番でした。
<ざっくり解説>
(1)忍野八海、ほうとうは山梨県。
忍野八海は、世界遺産(富士山)の構成資産に含まれる、透明度の高い池が多くみられる観光地。ほうとう(表示写真)は、平打ちうどんの味噌煮込みです。かぼちゃやきのこなどが入ることが多いです。
(2)こちらの組み合わせが誤り。
・角館は秋田県にあり、「みちのくの小京都」と呼ばれる江戸時代に栄えた城下町です。
・いちご煮は青森県の郷土料理です。いちごジャムを想像しがちですが、ウニとアワビのお吸物なので覚えておきましょう。
(3)草千里ヶ浜、辛子蓮根は熊本県。
草千里ガ浜は阿蘇のカルデラ湖(火口湖)に広がる景勝地。辛子蓮根は、蓮根の穴と周囲に辛子味噌を詰め込んだ郷土料理です。
(4)龍泉洞、わんこそばは岩手県。
龍泉洞は「日本三大鍾乳洞」のひとつであり、1,200mにわたる大型の鍾乳洞です。わんこそばは知っている方も多いと思いますが、岩手県の名物であることを押さえておきましょう。
本日もお疲れ様でした。