まず自分から変わろうよ
高校生の頃、苦手なクラスメイトがいて、できるだけ関わらないようにしていました。しかし、その「相手を避けようとする姿勢」が相手にとっては不愉快だったようです。それがために無用なちょっかいを出される羽目になり、余計に苦手意識が強くなっていきました。すると、更に相手を避けようとするので、更に相手は不愉快になっていったのです。
そんな悪循環を見かねたのか、友達が声をかけてくれました。
「アイツのこと避けてるやろ。そんなことせんと自分から声かけたらええねん。アイツ、そんな悪いやつちゃうで。」
折角のアドバイスに「そんなもんかなぁ」と思いつつ、自分から声をかけるようにしました。最初は、朝一番に「おはよう!」、帰る時に「じゃあな!」ぐらいだったと思います。でも、そうすることで相手の表情や態度が変わり始め、普通に楽しく話ができるようになったのを覚えています。