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時間を消費するか、投資するか

どこの誰にとっても、平等に1日は24時間であり、1年は365日です。ただ、その時間の使い方によって、全く中身の異なる24時間、365日となります。

「改善士」という異名を持つ横田尚哉さんは、数々の実績を誇る経営コンサルタントです。横田さんいわく「同じ時間の過ごすにしても、単に時間を消費して終わりという人たちと、時間という財産を投資に用いる人たちがあり、その差がキャリアの違いになる」とのこと。

たとえば「お茶汲み」という役割を果たすにしても、ただ漫然とお茶を淹れ続けるのと、お茶の淹れ方を研究して、お茶汲みを極めようとするのとでは、全く時間の過ごし方が違います。これは「お茶汲み」に限らず、どんな仕事においても同じことが言えるのではないでしょうか。どんなことも人生の糧にすべく積極的に経験値を弾き出していけば、その時間に価値が生まれます。いわば、自分の時間(命)を投資して、経験という財産をコツコツ積み上げていくことになるのです。

何のあてもなく蛇口から水がジャージャー流れていたら、誰もが「もったいない!」と思うものですが、何のあてもなく時間がジャージャー流れていても、なかなか「もったいない!」とは思えないものです。お金であれば、余裕のある時に貯めておくこともできますし、困った時には貸し借りをすることもできます。しかし、時間の場合そういう訳にはいかないので、ある種お金よりも使い方が難しいのかもしれません。時間を単に消費してしまう人になるか、それとも投資できる人になるか、ここが人生の分岐点と言えます。

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