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すべての夏やすみに捧ぐ


2024年7月24日水曜日午後1時55分

午後の夏期講習から上級準備クラスに申し込もうと思っていた。先週の月曜日に中級の集中期間を終え、そのあとの講座をどうするか考えた。上のクラスへ行くなら上級クラスB1と呼ばれる上のクラスは新しい文法を習うちょっと難しめの内容。もう一方は上級準備クラス。今までと同じレベルだけど語彙が増強できるA2のクラス。中級の集中コースで担当だったドゥパルル先生のおすすめは上級準備クラス。おそらくどっちを選んでもよい。週に12時間の集中クラスの後だから半分に減らして6時間、つまり通常の週3時間クラスを2コマとるのが一番良さそう。しかし、今は真夏。酷暑と呼ばれる東京の夏をどう過ごすか?休みたいというのが正直なところで、できれば涼しいところでのんびりすごしたい。

金曜日のクレディフ、教科書を使わないフランス語習得メソッドのコース、はそのままとることにして、9月の秋学期から再開してもいいのではないか?お茶の水駅からアテネフランセまで徒歩10分。緩やかな上り坂は季節のよい春や秋は何の問題もない。夏は当然暑い。去年は土曜日の午前中に夏期講習をとったけど、なんで休まなかったんだろうと後悔した。秋には続けていてよかったと思ったけど、実際のところは日本で学校へ行ったりしないで数週間フランス語圏に行くのが最も良い選択肢だ。涼しめの街へ行き、習ったことを使ってみる。今年はそうしてもいいかなと考えていたけど、中学生向けの塾の夏期講習で教える予定もある。そしてもうすでに週に1回のクレディフを申し込んでしまった。このクラスに通うと交通費あわせて5万円くらいかかる。もう一つとるとすると合わせて9万円ほど。二つのクラスを休めばマイレージで海外へ行く燃油サーチャージ分くらいは賄える。こういった前置きを頭の隅におきつつ、夏の計画、いや夏休みの計画を実行に移す。

夏休みはまだ始まっていないのか?それとももう始まったのか?YESともいえるしNOともいえる。明日で大学の春学期の仕事は終わりだからあと少しで夏休みと言えるが、語学学校の春学期は先週の月曜日に終わった。最後の日は謎の喪失感に襲われる。あぁ、もうすぐ授業が終わっちゃう、と。昔から学校が大好きだったことを思い出す。学ぶのが好きだし、わからないことがだんだんわかるようになる感覚、霧が晴れて景色が見渡せるようになる感覚が気に入っている。

午前中からお気に入りのカフェに来てまずはコーヒー豆を購入した。ホンジュラスのフィンカ ククルチョ ナチュラルという豆だ。行ったこともない国からやってきたコーヒー豆。200グラム購入したので明日の朝はコーヒーが飲める。実は昨日最後の豆を挽いた後、コーヒーマシンで淹れるには少なすぎるからドリップで淹れたのだけど、予想外においしくはいった。そしてまた同じ豆を購入することにした。この品種の豆を買うのは4回目だ。毎週水曜日はこのカフェに来ることにする。午前中に到着するように遅くとも11時半には家をでる。

それから前に書いていた論文を再開する。夏休みに最後まで終わらせる。1日2時間を確保して、15分から始める。多分仕上がる。はず。3年以内に達成したいことがあって、論文を終わらせるのは気になっていることの一つだ。3年以内に雑誌に投稿して受理され、すべてが終わる。という流れ。早ければ1年で片が付く。原稿を書くのはさて、夏の間に何とかする。時間を投資するしかない。他に面白いことはたくさんあるから週に15時間を6週間、合計90時間で完成する。ほとんど出来上がっているのだ。ほとんどできてから完成するまでが長いのだけど、とにかく俯瞰図を書くのが今日のやりたいこと。研究所へ移動して図を並べ、筋書きをなぞる。あぁ、夏休みの宿題だ。毎日決まった量を進める。3時間までなら使ってもいいな。

書くことに3時間。フランス語の学習にこれまで通り3時間。論文3時間。睡眠時間が6~8時間。残り7時間で仕事と食事とヨガと瞑想。そして散歩。お風呂。あら、ギリギリだ。

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