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2024年の旅〜多分今年はこれで最後 5
ここからは旅の後半、メキシコシティへ移動した。飛行機で6時間の距離だった。5000キロほど移動する。モントリオールとメキシコシティは時差が2時間ある。フライトは夜の7時だけど現地に到着するのは夜の10時半。近いようにみえたがちょっとした移動だった。到着時にはあんなに快適だったモントリオールの空港もメキシコへ向けて旅立つとなるとなんだか全然違う印象になった。出国手続きと搭乗手続きあたりまではいつもと同じ。エアカナダのエアラインラウンジで休憩する。何か食べようかと思っても胸がいっぱいで何も食べたくない。知らない国だ、どうしようと謎の不安でいっぱいになる。ラウンジにシャワーもあったのに気が付かず、ドリンクは何飲んだか覚えていない。紅茶かハーブティーあたりを飲んだような気がする。時間になり、搭乗ゲートまで行く。沖どめのフライトだった。だからさぁ、やめてほしいんだよね。時間はかかるしバス移動の待ち時間が謎のデッドタイムに変わる。そしてモントリオールの空港で乗り込んだのはバスなんだけど搭乗ゲートからそのま高さを調整して機体に直付けするというタイプの初めて見る方式だった。写真を取る雰囲気でなかったのでこの巨大バスの写真がないのが残念。車内はメキシコの人々が主な乗客でもちろんスペイン語の世界。聞こえてくる言葉は全くわからないがアジア人は見た目がメキシコの人々と似ているから見た目の違和感はあまりないっぽい。10分とか20分ぐらい、ものすごく時間をかけて飛行機まで移動した後、機体の1番後ろから順番に乗り込む。座席上の荷物入れに1人ずつ荷物を入れるもんだから当然ながら時間がかかる。日本のシステムではあり得ない効率の悪さ。私は機内持ち込み可能なサイズのスーツケースだったけど空港の自動預入機で荷物を預けたから持ち運ぶ必要はなかった。身軽だったが、到着後に後悔することになった。信じられないほど長い時間荷物が出て来なかった。衝撃的。地球の裏側感がすごい。
結局30分遅れで出発した。申し訳ありませんはなし。機内は結構快適で、エアカナダのおもてなし溢れる、それでいて自然でキビキビとしたサービスが心地いい。ビジネスクラスだったこともあり、温かいナッツとカナダ産の白ワインを楽しみ夕食もちゃんと食べたら眠くなり3時間ほど寝ている間にあと少しでメキシコ到着というところまできた。順調。空港到着は11時すぎ。11時半にバゲージクレームで荷物を待つが出てこない。信じられないことに受け取るのに50分かかった。これがメキシコか?カナダ時間だと夜中の1時半だからまあ眠くて仕方ない。待ち時間に空港のwifiに繋いで情報収集する。空港のタクシー受付で行き先を告げてタクシー料金を前払いし、その後タクシー乗り場へ移動する。タクシー乗り場で前にいた現地の人に話しかけられる。メキシコ人の男性、割と人知らない人にも気軽に話しかけるお国柄らしい。わたしの番になったのでタクシーに乗りホテルの住所を告げて連れていってもらう。ホテルまでは30分ほどだが、夜遅いため入り口がわかりにくくなかなか見つからない。一生懸命探してくれてホテルの入り口まで連れていってくれる。ブザーを鳴らし開けてもらうところまでやってくれた。スペイン語が話せないしメキシコは初めてと伝えていたので1人では辿り着けないと運転手さんは判断したのだろう。とても親切で助かった。チェックインして部屋で休む。お〜なんだか冒険感がだいぶあるぞ〜。特にスペイン語が全くわからないので昔初めて海外旅行に行った時の感覚を思い出した。情報を細心の注意で、私にできる範囲でだけど、集めてなんとか先へ進む。タクシーで移動している時なんて初めて見る街の夜の景色は同じ地球上の国なのか?と思うぐらい異国感が強かった。シャワーを浴びて休む。あーなんとかなった。よかったよかった。