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イボは治りました

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イボを切除した話

「粉瘤」という言葉を知ったのは中学生の頃、さくらももこのエッセイ「そういうふうにできている」を読んだ時であった。さくらももこが妊娠出産する際に腰の粉瘤が腫れ、それを切除するという内容で、当時の私はその面白おかしい話に声を出して笑った記憶がある。まさか10年後の自分にも同じようなことが起こるとはつゆほども知らずに。 私の右臀部には肌色のホクロのようなものが昔からあった。肌色の時点でホクロではないのかもしれないが、「ホクロ」と表記しているのはそれをイボだと認めたくない乙女心であ

    • 犬と夢

      ※このnoteにはペットの死について詳細に記載しています。気分を害される方もいらっしゃるかもしれません。大丈夫な方はぜひお読みください。 8月3日 夢を見た。 実家の飼い犬プチを散歩させる夢だ。もう17歳だからそんなに歩けない。なぜか夢の中でプチは真っ青な点滴をしていた。だけど散歩に出て、でもすぐに疲れてしまって抱っこして帰った。家の手洗い場で足を拭こうとしたらプチの体はいつの間にか幼犬の時よりも小さくて、片手におさまるくらいになっていた。見た目もなぜかキッチンペーパーを丸

      • ハイジニーナ実際どうなのって話

        脱毛の話をさせてください。 私の脱毛の歴史は長い。 古くは20歳ごろ、初めてミュゼで脇の脱毛をした。そもそも人より脇の毛が生えるスピードが早くて、夜に剃っても朝には結構生えているレベルだった。上京したてだった自分は親の仕送りの中から幾らかのお金をミュゼに払い、脇の無制限脱毛を始めた。ところが半年で3回ほど通ったが、全く効果はなかった。同じくミュゼに通う友達は効果を実感しているようだったので、おそらく私の脇の毛根が強すぎたのだろう。その後にエステティックTBCにも通ってみたが

        • 清澄白河でウンコを我慢する山猿

          私はお洒落なんて縁遠い、九州の片田舎で山猿よろしく育った。一方、彼はシティーボーイかつ歴史ある街の近くで育っているからか、お洒落な場所や古風で良さげな場所をよく知っている。お洒落といってもインスタ映えとかではなく、個人がやってる輸入物の雑貨屋とか、そういうタイプのお洒落だ。POPEYEとかも読んでいる。 ちなみに私はPOPEYEがどういう雑誌なのか、彼と付き合うまで知らなかった。なので、彼とのデートは毎度新しい文化を感じている。 彼は東京に来ると、よく吉祥寺とか高円寺とかの

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          アパート一人暮らしがドラム式洗濯乾燥機を買った

          ドラム式洗濯乾燥機を買った。 知り合いが「本当に楽になるからおすすめ」と激推ししていた洗濯乾燥機。 私の住んでいる木造アパートに入るものがあるのか調べたところ、シャープの 「ドラム式プラズマクラスター洗濯乾燥機 洗濯7kg乾燥3.5kg」というやつが一人暮らしには良いということで購入。値段は設置費や部品費、古い洗濯機の回収費なども込みで約16万円ほどになった。 縦型の洗濯機を置くスペースがあるなら問題なく入る様子。 ここからはメリットデメリットに分けて紹介する。 メリ

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          酒に酔うとはこういうことか

          8月の週末に彼氏と2泊3日の旅行に行った。 山と川と海が綺麗な田舎だった。 初日は車を借りて絶景各所を周り、グランピング施設に行ってバーベキューをした。夜には星が大量にでており、もはや夏の大三角形がどこにあるのかわからないほどだった。 2日目は川に浸かったり川にサングラスを流されたり現地の美味しい料理を食べたりした。夜も郷土料理屋でたらふく食べた。ちなみに私はアルコールがほとんど飲めないが、せっかくの旅先だし「1杯くらい」と飲んでみた。 そもそもアルコールが無理な体質

          酒に酔うとはこういうことか

          でっけえピアスブランブランさせたい

          でっけえピアスをブランブランさせたい。 鮮やかなノースリーブのサマーニットにタイトめなスカートを合わせて、ゆるっと一つにまとめた髪の毛のもみあげらへんからでっけえピアスをブランブランさせたい。 自分が高校生の時にいた知り合いの美人なお姉さんもそうしていた。 余裕のある大人の女性のイメージそのままだ。 ビリビリのジーンズと白Tにちっちゃいシルバーピアスをつけていた去年までの自分とはおさらばだ。 大人なので思い立ったらすぐに買える。 買ってきた。 鮮やかなノースリーブ

          でっけえピアスブランブランさせたい

          怖い話

          それは練馬区のアパートで一人暮らしをしていた時の話。 私は部屋でゴロゴロしていた。時刻は23時半。すると階下から何やらおじさんたちが会話する声が聞こえてきた。その声は階段を上って3階の自分の部屋の前で止まった。 ピンポーン おじさんたちがインターホンを押してきた。おじさんの知り合いなどいないので無視。酔っ払いかなんだか知らないがどうせ反応がなければいなくなるだろう。 ところがおじさんたちは諦めずに何回もインターホンを押してくる。 (なんだ?やばめのやつか?) その

          楽しい週末

          世は四連休だった。 運よく自分も金曜日から三連休になっていたので、彼氏が遊びに来てくれた。 我々は新幹線を使うくらい離れたところに住んでいるので、会うのは月に1度と決めている。彼の方は「そんなに頻回に会わなくても・・・」なんて言っているが、何を舐めたこと言っているのか。正直、月一ですら自分には厳しい時がある。 今まで遠距離恋愛というものをしたことがなかった。歴代の彼氏とは毎週末、なんなら週に2回でも3回でも会える距離にいることが多かったし、同棲をしていたこともあった。交

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          25歳のホルモン

          子供がずっと苦手だった。 知り合いの子供が遊びに来たりすると相手をするのが苦手でいつも自室にこもっていた。自分もいつかは子供を欲しくなる時が来るんだろうと思っていたが、それはまだ遠い未来の話だと思っていた。 それが25歳を過ぎた瞬間に(もしかして自分の子供なら可愛いんじゃないか?)と思い始めたのである。きっかけはよくわからないが、本当に25歳の誕生日を過ぎたあたりでものすごく子供が欲しいと感じた。 さらに、そんな25歳の正月に実家に帰省した時、久しぶりに地元の友人たち3

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          無駄金ばかり使っている

          最近無駄金ばかり使っている。 友達とレンタカーを借りた帰り道に間違って入った高速道路の料金とか、勢いで買ったけどいつ着るのかわからないナイキのピチピチトレーニングパンツとか。 (まあ、ボーナスと給付金が出るから少しぐらいいいか・・・) と思うことで負けてないと錯覚しようとしている。 今日は注文していたiPhoneSE2が自宅に届いた。今使っていたのは父親のお下がりのiPhone7だった。早速SIMカードを入れ替えようと思って、はたと気づいた。iPhoneケース買わなき

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          屁をスカせば女として見られるのか

          友人が近々結婚するのだが、既に彼氏から女として見られなくなってきており困っているらしい。既に同棲している彼女らには愛はあっても付き合い始めのドキドキ感は無くなってしまったと。彼女はあの手この手で彼氏をその気にさせようとしてるが、あまりうまくいかないらしい。長い月日を一緒に過ごし、恋が愛に変わった代償なのか。 そんな話をこの間、既婚者の先輩にぶつけてみた。 「確かに結婚したら相手に女として見られなくなるのはあるあるだよね。だから私も最近はおならとか旦那の前でしないようにして

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          手汗がとにかくすごい

          手汗がとにかくすごい。 私以上に手汗がすごい人に会ったことはあまりない。 どのくらいすごいかと言うと、気温20℃以上であればいつ何時でも手汗を出すことができる。出すことができるだけで引っ込めることはできない。多汗症というらしい。この手汗、意識していない時は出ていないが意識するとすぐに出てくる。今も出ている。買ったばっかりのMacBookも既に手汗で汚れている。最悪だ。 手汗が出ると困ることは無限にある。 まず人に触ることが憚られる。看護師という職業上、患者に触れることは日常

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          三交代の話

          病棟看護師は大体シフト制で働いている。誰かが日勤をすれば誰かが夜勤をしなければいけない。最近は2交代制のところが多いようだが、私の病棟は未だに3交代制である。 2交代制は朝から夕方までの日勤シフトと夕方から翌日の朝までの夜勤シフトで稼働している。例えば3日間日勤をした後、4日目は夜勤、5日目の朝まで働いて翌日、翌々日は休み。などである。夜勤の時間は長いものの仮眠時間があり、明けの翌日はほぼ休みになることが多いため全体として休みが多く感じるらしい。 らしい。と書いているのは

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          精神科で働くということ

          私の職業は看護師だ。一重に看護師と言っても内科や外科などの診療科、または病棟か外来かクリニック勤務なのか等々によってかなり仕事の内容は違ってくる。 自分が新卒で入職したのはとある混合科病棟だった。自分で希望した配属先だったが、数か月で休職してしまった。病棟看護師としてバリバリやっていけると信じていたが、無理だった。理由は詳しくは書かないが、心も体も不調になってしまった。 しばらく休職させてもらい、転属させてもらった先は精神科の病棟だった。今もそこで働いている。 精神科とい

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