人前で話せないトラウマについて(パート1)
記念すべき第1回ヨガスートラチャンティング勉強会がオーストラリア、ケアンズで行われた。しかも参加者の方はオーストリアのヨガの先生ばかり。
オーストリアに長くいるからと言って英語が上手になるものではありません。
ヨガ哲学をテーマに、1時間も英語で解説というのは大変な壁であった。でも自分の内側から来る声を信じて、勇気を出してやることにした。
私にはトラウマがある。
「話が下手」と思い込んでいる原因のひとつは、オーストリアに語学留学を決めた22年前のこと。付き合っていた人から言われた言葉は、
「日本語もろくに話せないお前が英語なんて勉強できると思っているのか?」
納得してしまった。
オーストリアは移民の国である。色んな国から英語が上手に話せない人も多くやってくる。生活をしていくためにカタコトの英語でも仕事を見つけて生きていっている。そんな人たちの背中を見て励まされた。
「そうか、パーフェクト目指さなくていいんだ」
つづく
(写真は第1回ヨガスートラチャンティング勉強会に参加して下さった方々)