20年の節目。
SUPER EIGHTのドームツアー最終公演の模様がテレビで流れていて、「20年かあああああ」としみじみした。
たぶん1番長く、深く、観ているグループ。
初めて買ったエイトのCDが2009年の「急⭐︎上⭐︎Show!!」だったので14〜15年かぁ。
まさか20周年でもこうして活動して、ドームツアーしてくれているとは。努力と積み重ねの賜物だな。壁にぶつかりながら、ボロボロに泣きながらも、がんばっている人はちゃんと得られるものがあるんだ、と勇気が湧いてくる。
外側から見ていてもがむしゃらにがんばり続けているのが分かるんだから、見えないところでの苦労や苦しみといったらどれほどのものだろう。
それでも、これからもまだ走り続けると宣言してくれるのはファンとしては嬉しい。ただ、体にだけは気をつけてほしい。もはや健康に、楽しく過ごしてくれているのが1番の望みである。
そんな彼らを眺めつつ、私も今年の4月でフリーライター歴20年目に突入する。震えている。
比べるのは烏滸がましいことだけれど、彼らの100分の1でもがんばれただろうか? と思ってしまう。
忙しいって言っても大したことないんですよ。それを言い訳にサボってるだけで。
できることはもっとあっただろうに、おらおら、甘えてんじゃねえよ、の気持ち。
インタビューのお仕事をしていると、「そんなに忙しいのに、どうやってインプットしているんですか?」って思わずにはいられない人がわりといる。そういう人の話を聞いていると、時間は作るものだし、その上でやっぱり体力はつけていかないとな、ということも実感する(人間の器の問題もあるけど、そこはちょっとおいとこ)。
そういうふうに思わせてくれる人たちが人生にいるっていうのはありがたいことだし、これからも励まされながら生きていくんだろうな。
もうだいぶ歳をとってしまったけれど、いつだって今が1番若いと信じて、自分を諦めずにいたい。