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19.UFOが釧路に降りる

ん?どんな話?!そう思いながら読んだ村上春樹さんの作品。ノルウェーの森以来、とても久しぶりでした。

阪神淡路大震災があった後に執筆されたそうで、当時私は10才。朝起きたらテレビで報道されていたのを、今でも覚えています。

UFOが釧路に降りる。人によって様々な解釈ができる話だと思います。
ああじゃない、こうじゃないかと話し合うのって、本一冊あればできるからいいですよね。

気軽だけど熱い議論もできるし、聞いてるだけでもおもしろいし、相手がいるから自分の意見もより明確にわかる。

話変わって今日は、ベビーカーを押してお店に入ってきてくれたお客さまがいらっしゃいました。
赤ちゃんと、小学生の女の子と、お母さん。
親子で楽しそうに本を選ぶ姿があまりにも微笑ましく、10秒で目頭が熱くなりました笑。
私はしあわせの光景が大好きです。

なぜかと言うと、こんなささやかな日常が奇跡なんだと、思うというより、わかるからです。

この子たちが次の時代を生きるんだと思うと、やはりまた目頭が人一倍熱くなります。

子どもたちに、「ちいさい頃行った本屋さん、なんか好きだったな…青い店だったな。」と覚えてくれるような、そんな記憶を残したい。

ちなみに私はちいさい頃、団地に住んでいて、週一回おやつの時間になると「チャララ〜チャララ〜」と独特のメロディーを流しながらやってくる移動パン屋さんのアンパンマンパンを今もありありと覚えています。
音と、色(アンパンマンパンの色)って、記憶に残りやすいですね。
当時、いちばんの楽しみだったかもしれません。

あなたも何か、記憶の中で鮮明に残っているものってありますか?

あの子たちがおばあちゃんになる頃には、UFOも当たり前のように降りてくる時代になってるかもしれません。

1日1冊読書も見てくれる人がいるんだと思うと、励みになります。明日も楽しみます!






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