エアマットどうする問題をTwitterアンケートを通して考えてみた
エアマット。
その名の通り空気のマット。
褥瘡ができた場合の対抗手段、エアマット。
でも、褥瘡が治ったあと、エアマットを撤去するかといえばあんまりしないよなーと思ってTwitterでアンケートとってみました。
結果をドン!
大体半分がエアマット継続。
あとはエアマット撤去や、条件で決めるって感じでしたー。
大正解は「褥瘡発生の原因を取り除き、残った原因に適したマットレスを選択する」だと思うんだけど、寝返りがないとか、骨が出ているとか、定期的な対位交換や背抜きが難しいっていうのはおいそれと解決できないと思うんだ。
だから、エアマットを継続して使うことになるんだろうなー。
あとはマットレス交換っておおごとだから、家族の負担が大きいものあると思う。
時間としては30分くらいだとしても、他人が家の中にきて、マットみたいな大きなものをあれこれやられるのが負担に感じる人は結構多い。場合によっては交換中車椅子に乗ってもらうことも一苦労だしね。
交換してみて、もしイマイチだったらもとに戻しましょうなんて、そんな簡単に言えないよおおお。でも合わなかったら褥瘡再発するから、戻すことは必須。
だったら…だったら、今のままでダメですか?って家族さんに困った顔をして言われると、やっぱり弱い。
うおおおおおお、どうしよううううううう。
本人主体のケアなのは間違いない。
けれど、その本人主体のケアを支えているのは家族だから、家族の気持ちを置いてけぼりにできない。
長期的にエアマットを使うことがよく無いのは、本当。
でも、どれくらい悪影響が出るかは人によって&どれくらいの期間かで変わってくるし、「〇〇しないと悪くなりますよ!」みたいな脅し文句でケアを動かすことだけはしたくない。
うおおおおおおお、どうしよううううう(2回目)
てなわけで、私自身は軽くジャブを打つように提案して、交換に際して負担をかけてしまう相手(家族、ケアマネ)とかケアに当たってるメンバー(看護、介護)の意見を聞いて、全体の総意に合わせて自分の意見の押し具合を変えてます。
こういうとき、ケアはチームだよなぁ〜とつくづく感じます。
なんかキラキラしたその人主体にしたケア!ってことじゃなくて、それぞれが業務を担ってパワーバランスを動かしてくちょっと昼ドラ的なチームね。
暴走特急みたいな人がいると逆に一丸になったりするアレw
自分の中で「エアマット撤去にトライしてみたいけど、色々な理由で難しいぽん…(;_;)」というケースを整理したかったので、アンケートとって良かったです。
結果がどうというよりも、それをきっかけに考えることができたという意味で。
あと、48票も回答もらえたのがとっても嬉しかったので、積極的にアンケート、とっていこうと思います!