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11月×11日【サムライ記念日】〜侍タイムスリッパー応援イベント〜

開場前 開場30分程前に浅草東洋館に到着。 あっという間に長蛇の列。 いつもと違う客層で若干のアウェイ感。 知り合いが誰もいない…。 開場 スタッフの金剛さん、ドルフィンソング・佐野くん、原田専門家さん、チームフルスイングの利根川さんに会って一安心。アウェイからのホーム(笑) 受付を済ませ、グッズを購入。 客席に向かうと『子連れ狼』や『必殺シリーズ』など時代劇のテーマ曲が流れていた。 グッズ購入の列は客席の入口から舞台近くまで延び、出演者のサインは早い段階で売り切れた模

    • 『本業2024』感想 011│ミスター高橋『流血の魔術 最強の演技 すべてのプロレスはショーである』

      ミスター高橋 『流血の魔術 最強の演技  すべてのプロレスはショーである』 (講談社+α文庫) まず、始めに断っておく。 私はプロレスや格闘技について詳しくない。 (キッパリ) それ故、この章は「整理」をしながら読み進める。 《登場人物》 ミスター高橋 (原作の著者・元新日本プロレスのレフリー) 武藤敬司 アントニオ猪木 ターザン山本(その後の話に登場) 《登場団体》 新日本プロレス 全日本プロレス K-1 PRIDE WWE 《経緯》 2001年12月: ミスター高

      • 『本業2024』感想 010│田代まさし『マーシーの超法則』

        田代まさし『マーシーの超法則』 (マガジンハウス) 田代まさしさんと言えば、80年代の後半から 90年代まで、タレントや司会者として 毎日の様にテレビに出演していた。 当時、タレントショップも全盛期で、 彼のグッズを持っている人もたくさんいた。 当時のベストセラー『マーフィーの法則』の パロディ本として彼の著作『マーシーの超法則』が出版された。 それより前に出版された『田代まさしの道徳読本』 (講談社)では、その後の“事件”を予告するような フレーズが並ぶと言う。 盗撮

        • 『本業2024』感想 009│えなりかずき『えなりかずきの しっかりしろ!』

          えなりかずき 『えなりかずきの しっかりしろ!』 (ブックマン社) この本は見開き右側にえなり君のポートレート、 左側に彼の金言が載っているという。 こういう本やカレンダーをよく見かけるし、 このジャンルは結構売れているようだ。 さて、この本にはどんな事が書かれているのか…。 待て、待てぇーぃ! “当たり前” の事しか書いてないぞ。極々普通。 特に【一を聞いて一を知る】とは何だ? そのままじゃないか。 もしかして誤字?と二度見した。 【一を聞いて十を知る】 ではないの

        • 11月×11日【サムライ記念日】〜侍タイムスリッパー応援イベント〜

        • 『本業2024』感想 011│ミスター高橋『流血の魔術 最強の演技 すべてのプロレスはショーである』

        • 『本業2024』感想 010│田代まさし『マーシーの超法則』

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          『本業2024』感想 008│飯島愛『プラトニック・セックス』

          飯島愛『プラトニック・セックス』 (小学館文庫) この本が出版された時、確かに話題になっていた。 国内外で話題となり、映画化・ドラマ化もされた。 (ドミノ倒し現象) 水道橋博士は、昭和にも同様の現象が起きていた事に着目する。 それが『積木くずし』 非行→親子の和解→更正…という王道の流れ。 一冊の本がドラマ化され、大ヒット…。 確かに。 「ドミノ倒し」からの「積木くずし」 いや、逆か…? 「積木くずし」からの「ドミノ倒し」 かつての飯島愛さんと浅草キッドのやり取りが

          『本業2024』感想 008│飯島愛『プラトニック・セックス』

          『本業2024』感想 007│山城新伍『おこりんぼ さびしんぼ』

          山城新伍『おこりんぼ さびしんぼ』 (幻冬舎) 山城新伍さんと言えば、役者はもちろん、 バラエティー番組の司会者・出演者の印象が強い。 川谷拓三さんと共演した「どん兵衛」のCMも 子供の頃によく観ていた記憶がある。 『おこりんぼ さびしんぼ』は、サブタイトルに 「若山富三郎・勝新太郎 無頼控」とあるように 山城氏を通して語られる、若山富三郎・勝新太郎 二人の俳優兄弟の評伝なのだ。 『本業2024』の中で引用される 『おこりんぼ さびしんぼ』の一文に惹かれる。 形があっ

          『本業2024』感想 007│山城新伍『おこりんぼ さびしんぼ』

          『本業2024』感想 006│吉田豪『男気万字固め』

          吉田豪『男気万字固め』(幻冬舎文庫) 吉田豪さんと言えば、昨年から 「水道橋博士61歳~復活&誕生祭~」を始め、 「水道橋博士 vs 東野幸治 with 吉田豪」 「ロフトプラスワン・カウントダウンスペシャル  2023→2024」 「水道橋博士の「座・鼎談」  大島育宙(XXCLUB)&吉田豪『三人ごっつ』  〜お題:松本人志で一言〜」など、 ライブで水道橋博士と共演する機会が多い。 博士が復帰した際のインタビューと提言は、 彼の思いを引き出すと同時に、 ファンの思いも

          『本業2024』感想 006│吉田豪『男気万字固め』

          『本業2024』感想 005│小林よしのり『新・ゴーマニズム宣言』

          小林よしのり『新・ゴーマニズム宣言』 (小学館文庫) 『おぼっちゃまくん』や『ゴーマニズム宣言』は “なんとなく” “ぼんやりと”知ってはいたものの、 これらの著者である小林よしのり氏についても、 不勉強であまり詳しくは知らなかった。 改めて経歴を読んでいくと「extreme right」の 思想を持った方だと知る。 亜細亜諸国にとっては「ヒール(悪玉)」として 要注意人物とされつつも、自分の作品の中では、 「ベビーフェイス(善玉)」として悪玉と闘う… という所が面白かっ

          『本業2024』感想 005│小林よしのり『新・ゴーマニズム宣言』

          『本業2024』感想 004│長嶋一茂『三流』(幻冬舎)

          長嶋一茂『三流』(幻冬舎) 著者(長嶋一茂氏)に対する呼称が、 一貫して【一茂くん】である事に気づく。 五月蝿いくらいに【一茂くん】が連呼される。 これは「田園調布で育った自然児」を表すのに ピッタリだ。 純粋で、天然なエピソードの数々…。 中でも一番笑ったのが、 「4-0で負けている9回の裏、満塁という場面。 そこでホームラン!」という彼の妄想。 その時点では逆転にはならないのだ。 しかし、それらのエピソードは、 偉大なる父、長嶋茂雄氏への愛情から成るもの。 父とはい

          『本業2024』感想 004│長嶋一茂『三流』(幻冬舎)

          『本業2024』感想 003│いかりや長介『だめだこりゃ いかりや長介自伝』

          いかりや長介 『だめだこりゃ いかりや長介自伝』 (新潮文庫) いかりや長介さんといえば、我々世代にとっては ザ・ドリフターズのリーダーであり、 『踊る大捜査線』の“和久さん”を始めとする 名バイプレイヤーである。 しかしながら、今まで知らなかった ザ・ドリフターズの結成時の出来事を この本の中で知る。(かなり複雑…) そして、グループ名の由来。 「ドリフト(drift)」=漂流 「ドリフター(drifter)」=漂流者、放浪者 その複数形で「ドリフターズ」 メンバー

          『本業2024』感想 003│いかりや長介『だめだこりゃ いかりや長介自伝』

          『本業2024』感想 002│矢沢永吉『アー・ユー・ハッピー?』

          矢沢永吉『アー・ユー・ハッピー?』 (角川文庫) メジャーリーガー・大谷翔平選手の 元通訳・水原一平による巨額横領事件が話題の今、矢沢永吉氏も過去に同じ様な横領事件の 被害に合っていた事を知る。その額30億円。 普通の人なら絶望してしまう状況にも拘わらず、 全て受け止め、短期間でその多額な負債を返済。 余裕さえ感じる見事なリベンジ。 前著『成り上がり』との対比。 ここでは矢沢氏の言葉を引用し、 【ケツ】で韻を踏む。 そしてここにも、この本の「序章」に出てきた 【税】に関す

          『本業2024』感想 002│矢沢永吉『アー・ユー・ハッピー?』

          『本業2024』感想 001

          書評の書評 2024年に発売された水道橋博士著『本業2024』。 なんと664ページもある。 所謂【レンガ本】【鈍器本】だ。 2021年に発売された『藝人春秋Daiary』の 560ページを軽く超える。 『本業2024』は「タレント本の書評」に 特化された本で、83冊もの本の書評を収録。 少しずつ読み進めながら、 【書評の書評】を書いてみようと思う。 【前書き】 2024年は波瀾の幕開けとなった。 能登の震災、羽田空港での飛行機事故…。 その裏で、この本の著者である

          『本業2024』感想 001