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#019 タロットシーカーへの道~ タロットリーディングの落とし穴「迎合」:相談者の真意を見抜く方法 ~

あけましておめでとうございます!
2025年、新たな年の幕開けですね!

未来の「タロットシーカー」の皆さん、そして今年もタロットと共に歩む皆さん、こんにちは!石原僚子です。

東京のすみっこから、今年も熱くタロットの魅力をお届けしていきますので、どうぞよろしくお願いいたします!


タロットリーディングって、不思議で魅力的な世界ですよね。

カードを通して見えてくる数々のメッセージ、心に深く響く瞬間がたまらない!でも、時にはカードが何を言っているのか、どこまでが相談者の本音で、どこからが「迎合」なのか、その境界がぼやけることがあります。

例えば、
「あなたの未来には素晴らしい出会いがあるでしょう!」
とリーダーが言った瞬間に、相談者が笑顔でうなずく姿...本当にそう思っているのか、それとも期待に応えているだけなのか?

今日は、そんな

「迎合」

という落とし穴に迫り、タロットリーディングの真髄を学んでいきましょう。

まるで魔法のように見えても、リーディングには冷静な観察と、相談者との信頼関係が不可欠なんです。



タロットリーディングの本質は、相談者への迎合ではなく、真の理解と信頼に基づくこと。


今回の記事の概要

  • タロットリーディングにおける「迎合」とは何かを解説

  • 迎合の心理とリーディングに与える影響について理解する

  • 迎合を見抜く具体的な方法を紹介

  • 迎合を防ぐために必要なリーダーの姿勢を学ぶ

  • 相談者との信頼関係の築き方について


どんな人が読むべきか?

  • タロットリーディングの初心者

  • 相談者とのコミュニケーションに悩んでいるリーダー

  • より深いリーディングを目指している人

  • タロットを学びながら実践している学習者


読むと得られるメリット

  • リーディングの質を高めるための実践的なヒントが得られる

  • 相談者の本音を引き出す方法を学べる

  • 信頼されるリーダーになるためのポイントを知る

  • 相談者の迎合を見抜くための観察力が身につく


タロットリーディングにおいて、ただカードを読むだけではなく、相談者の真意を見抜くことが大切です。それができるようになれば、タロットリーダーとしての成長は確実に感じられるはずです。

一応、目次は作っておきますが、できることなら
最初から最後まで順番に読むことをおススメします。



「迎合」とは何か?

「迎合」とは、相談者がタロットリーダーの言葉や雰囲気に合わせて、本心ではない反応をしてしまうことです。

リーディング中、リーダーが
「こう感じているでしょう?」
と誘導的な質問をしたとき、相談者が「はい」と答えることがあります。

しかし、

その「はい」が本当に相談者の気持ちを表しているかどうかは疑問です。

迎合は、リーディングの精度を下げ、相談者の本当の悩みにたどり着けない原因になります。


迎合の心理とその危険性

迎合の背後には、相談者の
「リーダーを喜ばせたい」
「自分をよく見せたい」
という心理が働いていることが多いです。

特に、リーディングの場が初対面や緊張感のある状況であればあるほど、その傾向は強くなります。

相談者がリーダーの言葉に迎合してしまうと、本当に必要なアドバイスや洞察を得ることが難しくなり、結果としてリーディングの意味が薄れてしまいます。

また、迎合により相談者自身が自分の問題を正しく理解できないまま、誤った方向に進んでしまう可能性もあります。


迎合…様々な心理的背景が考えらる


相談者は、なぜ、リーダーの言葉に迎合してしまうのでしょうか?

そこには、様々な心理的背景が考えられます。

不安や自信のなさ:
自分の判断に自信がなく、リーダーの意見を頼りにしたい。

承認欲求:
リーダーに認められたい、好かれたいという気持ちから、リーダーの意見に合わせようとする。

権威への服従:
リーダーを「先生」や「権威者」として見ているため、逆らえない。

依存心:
リーダーに依存し、リーダーの言う通りにすれば、すべてうまくいくと信じている。

過去のトラウマ:
過去の経験から、自分の意見を主張することに抵抗がある。


これらの心理的背景を理解することで、「迎合」を見抜き、適切な対応をすることができるようになります。


心理的背景を理解することで、「迎合」を見抜く


「迎合」を見抜く5つのサイン

相談者が「迎合」しているかどうかを見抜くためには、以下の5つのサインに注目してみましょう。

1.あいまいな返事:
「そうですね…」「まあ、そうかもしれません…」など、あいまいな返事を繰り返す。

2.オウム返し:
リーダーの言葉をそのまま繰り返す。

3.視線が泳ぐ:
リーダーの目を見ることができず、視線が泳ぐ。

4.表情が硬い:
笑顔がなく、表情が硬い。

5.ボディランゲージ:
腕を組む、足を組むなど、心を閉ざしているようなボディランゲージ。



これらのサインが見られたら、相談者さんは、もしかしたら、「迎合」しているのかもしれません。


「迎合」を防ぐリーディングテクニック9選

「迎合」を防ぎ、相談者さん自身の考えや気持ちを尊重したリーディングを行うためには、どのようなテクニックが必要なのでしょうか?

1.オープン・クエスチョン:
「はい/いいえ」で答えられる質問ではなく、
「どんな風に感じますか?」
「どう思いますか?」
など、自由に答えられる質問をすることで、相談者さんは、自分の考えや気持ちを表現しやすくなります。

2.質問のバリエーションを増やす:
同じ質問を繰り返すのではなく、様々な角度から質問することで、相談者さんの思考を刺激し、多様な視点から物事を考えられるように促します。

3.沈黙の時間を作る:
相談者さんが言葉に詰まった時は、沈黙の時間を作ることも効果的です。

沈黙の中で、相談者さんは、自分自身の気持ちと向き合い、言葉にならない感情を整理することができます。

4.共感と思いやり:
相談者さんの気持ちに寄り添い、共感の言葉を伝えることで、相談者さんは、安心感と信頼感を感じ、心を開いてくれるようになります。

5.自己肯定感を高める言葉:
「あなたは、素晴らしい才能を持っていますね。」
「あなたは、どんな困難も乗り越えられる力を持っています。」
など、自己肯定感を高める言葉を伝えることで、相談者さんは、自分に自信を持ち、自分自身の力で答えを見つけ出すことができるようになります。

6.「違う」を認める:
リーダーの意見と違う意見を言っても良い、むしろ、

「違う」

という意見を尊重することを伝えることで、相談者さんは、安心して、自分の本音を話せるようになります。

7.「分からない」を認める:
すべてを理解しようとせず、
「分からない」
を認めることも大切です。相談者さんと一緒に、答えを探していく姿勢を見せることで、相談者さんは、リーダーへの信頼感を深めるでしょう。

8.「正解」はないことを伝える:
タロットリーディングに「正解」はありません。相談者さんにとって、何が最善の選択なのかは、相談者さん自身が決めることであることを伝えましょう。

9.「依存」させない:
「あなたには、私しかいません!」
「私の言う通りにすれば、すべてうまくいきます!」
など、相談者さんを自分に依存させるような発言は、絶対にNGです。

相談者さん自身が、自分の人生を選択し、決断できるよう、サポートすることが大切です。


まとめ

  • 相談者がリーダーの言葉に迎合してしまう「迎合」は、タロットリーディングの落とし穴。

  • 迎合とは、相談者がリーダーに合わせた反応をしてしまうこと

  • 迎合を見抜くためには、あいまいな返事、オウム返し、視線が泳ぐ、表情が硬い、ボディランゲージといったサインに注目する。

  • 迎合を防ぐためには、オープン・クエスチョン、質問のバリエーションを増やす、沈黙の時間を作る、共感と思いやり、自己肯定感を高める言葉などを意識する。

  • 「違う」を認め、「分からない」を認め、「正解」はないことを伝え、「依存」させない。


タロットリーディングの本当の価値は、相談者の本音に寄り添い、真の解決策を見つけることです。

「迎合」を避けることで、より深い洞察と信頼関係を築くリーディングが可能になります。これからも一緒に、タロットの世界を探求していきましょう!

今回はここまでです。



次回予告:
心に響くリーディング実践講座:3つのステップでタロットマスターを目指せ!


今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました!


この記事に関するご質問やご意見、リクエストなどががございましたら、コメント欄にてお聞かせ頂けますと幸いです。🙏

また、この記事が少しでもお役に立てましたら、「スキ」を押して頂けると、今後の記事作成の励みになります。😊


それでは、2025年も素敵なタロットタイムをお過ごしください!

石原僚子@風のタロットマスター


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石原僚子@風のタロットマスター
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