#017 タロットシーカーへの道~ 相談者の本音を引き出す「プロービング質問法」:5つの質問タイプでリーディングを深める ~
こんにちは!未来の「タロット・シーカー」の皆さん!今日もタロット愛が溢れて止まらない!石原僚子です。
東京のすみっこから、熱いタロットトークをお届けします。
タロットリーディングを行う際、相談者が最初に発する質問や悩みは、実はその奥深くに隠された「本音」への入り口に過ぎないことが多いんです。
例えば、相談者が
「彼は私をどう思っていますか?」
と聞く場合、その裏には
「本当に愛されているのか心配」
といった、当たり前すぎることではなく、もっと意外な気持ちが隠れているのかもしれません。
私も以前、あるリーディングセッションで、相談者の表面的な言葉に対してさらに深く掘り下げて質問をしていくと、彼女の悩みの本質は全く別のところにあると気づいたんです。
まるで、玉ねぎを一枚一枚剥いていくように、真実が見えてくる感じでした。
そこで今日は、相談者の本音を引き出すための
「プロービング質問法」
について、タロットリーダーとしてのスキルを深める方法を共有していきます。ぜひ最後までお付き合いください!
今回の記事の概要
相談者の本音やニーズを引き出す「プロービング質問法」を解説します。
5つの効果的な質問タイプを具体的に紹介していきます。
プロービングを使い、リーディングをさらに深める方法を学びましょう。
相談者との信頼関係を、より一層強化するアプローチを紹介します。
この記事を読んでほしい人
タロットリーディングの技術をもっと向上させたい方。
相談者の本当の悩みに寄り添い、的確にサポートしたい方。
クライアントとの信頼関係を深め、リピート率を上げたいタロットリーダーさん。
プロフェッショナルなカウンセリングスキルを磨きたい方。
読むと得られるメリット
相談者の隠された本音に気づく技術がぐっと向上します!
質問の種類をマスターして、リーディングの質を高められます。
リーディングを通じて、強い信頼関係を築くためのヒントが得られます。
相談者の「本音」を引き出すことで、タロットリーディングの質は驚くほど上がりますよ。さあ、一緒にプロービング質問法を学んでいきましょう!
一応、目次は作っておきますが、できることなら
最初から最後まで順番に読むことをおススメします。
プロービング質問法とは?
タロットリーディングにおいて、プロービング質問法は、相談者の表面的な言葉にとどまらず、その背後に隠れている感情やニーズを引き出すための、とても大切な技術です。
タロットカードは、未来を予測する道具のように見えることもありますが、実は相談者の気持ちや本音に触れるための、素晴らしいツールでもあるんですね。
ですから、リーディングを深めるためには、
「表面的な質問」だけでなく、
「もっと深く掘り下げる質問」をすることが必要不可欠なのです。
プロービング質問法の大きなメリットは、相談者自身が自分の本音に気づき、そこから真の解決策を見つけ出す手助けができる点です。
まるで、一緒にパズルを解き明かしていくような、そんな感覚でしょうか。
それにより、タロットリーダーとしてのあなたの信頼感が高まり、リピートしてもらえる可能性もぐんとアップしますよ!
5つの質問タイプでリーディングを深める
では、プロービング質問法に役立つ5つの質問タイプを、詳しく見ていきましょう。
1. オープン・クエスチョン
オープン・クエスチョンは、相談者が自由に答えることができる質問です。「あなたが彼との関係で特に気になっていることは何ですか?」
といった質問をすることで、相談者は自分の感情を詳しく話しやすくなります。
まるで、心の扉を開いてもらうような、そんな優しい質問ですね。
このタイプの質問は、相談者が心に抱えている感情や考えを、自分の言葉で表現するのに最適です。
2. クローズド・クエスチョン
クローズド・クエスチョンは
「はい」か「いいえ」で答えられる質問です。
「今、彼との関係に満足していますか?」
などの具体的な質問を使うことで、相談者の現状や気持ちをシンプルに確認することができます。
オープン・クエスチョンと組み合わせることで、より効果的に情報を引き出すことができますよ。
3. 行動確認の質問
相談者がどのように行動しているかを確認する質問です。
「最近、彼に対してどのような行動を取ってきましたか?」
と聞くことで、相談者が現在の状況をどう受け止めているのか、どんな行動をしているのかを知ることができます。
この情報は、リーディングでのアドバイスに役立つ、重要な手がかりとなります。
4. 感情確認の質問
相談者の感情に焦点を当てる質問です。
「彼と話しているとき、どんな気持ちになりますか?」など、相談者の感情を引き出すことで、リーディングをより深くすることができます。
感情を把握することで、カードのメッセージを相談者にとってより意味のあるものにすることができるでしょう。
5. 思考確認の質問
相談者がどのように考えているかを探る質問です。
「彼があなたに対してどう思っていると思いますか?」
など、相談者の思考の方向性を確認することで、その考え方に対するアドバイスやリフレーミングを行うことが可能になります。
思考確認の質問は、相談者が自身の考えに気づき、それを前向きに変えるサポートをするために、とても重要です。
プロフェッショナルなリーディングに必要な視点
プロービング質問法を活用することで、相談者の本音や潜在的なニーズに迫ることができますが、さらにリーディングを深めるためには、プロとしての視点が重要になります。
1. 相談者のペースに合わせる
相談者が話しやすい環境を作り、無理に深い部分を掘り下げるのではなく、相談者のペースに合わせて質問を進めていくことが重要です。焦らずにじっくりとコミュニケーションを取りながら、必要な情報を引き出していきましょう。
2. 適切なフィードバックを提供する
プロービング質問によって引き出した情報を元に、適切なフィードバックを提供することが重要です。相談者が話してくれた内容を丁寧に受け止め、彼らがどのように感じているのか、自分で気づきを得られるようなフィードバックを行うことで、リーディングの質はさらに高まります。
3. 相談者の主体性を尊重する
相談者が自分自身で答えを見つけることをサポートする姿勢が大切です。カードが示すメッセージをただ伝えるのではなく、相談者がどのようにそれを解釈し、次の行動に結びつけるのかを共に考え、支えることがプロのリーダーとしての役割です。
まとめ
タロットリーディングでは、相談者の本音を引き出す「プロービング質問法」が非常に重要です。
5つの質問タイプ(オープン・クエスチョン、クローズド・クエスチョン、行動確認、感情確認、思考確認)を活用することで、リーディングの質を向上させることができます。
相談者のペースに合わせたコミュニケーション、適切なフィードバック、相談者の主体性を尊重することが、プロフェッショナルなリーディングには欠かせません。
相談者の心の奥深くにアクセスするために、質問の仕方を工夫してみてください。プロービング質問を通じて、あなたのリーディングがさらに豊かで深いものになるでしょう。
今日から実践して、タロットリーダーとしてのスキルを一段と磨いていきましょう!
次回予告:
あなたのリーディング、お説教になっていませんか?:説教型リーディングの3つの特徴
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました!
お願い
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それでは、今日も素敵なタロットタイムをお過ごしください!
石原僚子@風のタロットマスター