見出し画像

#023 タロットシーカーへの道 ~ コートカード16人のキャラクタードラマ:あなたの人生にどんな影響を? ~

こんにちは!未来の「タロットシーカー」の皆さん。石原僚子です!
東京のすみっこから、今日も熱くタロットの魅力をお届けしていきますので、どうぞよろしくお願いいたします!

先日、タロット仲間と人気の歴史ドラマを見ながら話していたんです。
「この騎士、まるでワンドのナイトみたい!」って盛り上がって。
登場人物がそれぞれ個性的で、頼もしい味方になったり、逆に葛藤の原因になったりするところも、タロットみたいじゃない?
それで、
「あ、これってタロットカードの世界観そのものだ!」って、
改めてみんなで興奮したのでした。

タロットの「コートカード」も同じです。
これら16人のキャラクターは、私たちの内なる性格や人間関係を象徴し、人生のドラマを彩ります。
それぞれのカードには物語があり、キャラクターたちの背景を知ることで、リーディングは一層深みを増します。

今日はこの16人のキャラクターたちがどんな背景を持ち、あなたの人生にどのような影響を与えているのかを紐解いていきましょう!


多彩なキャラクター


「コートカードの登場人物たちって、いったい何者?」
と思ったことはありませんか?
時には頼れるリーダー、時には迷える若者としてカードに登場する彼らですが、そのルーツには歴史や文化の奥深い背景があります。

実は、コートカードはただの架空のキャラクターではなく、私たちの心の一部や日常に存在する誰かを象徴しているんです。
たとえば、職場の頼れる上司が「ソードのキング」っぽかったり、いつも新しいことに挑戦している友人が「ワンドのペイジ」そのものだったりします。

彼らは私たちの物語を豊かにし、時には次の一手を教えてくれる“案内人”です。

この記事を読み進めれば、あなたの人生に登場する“16人のキャラクター”たちの物語がもっと見えてくるはずです!
さらに、これを知ることで、タロットリーディングの面白さが倍増しますよ。



記事のポイント
・コートカードは性格や人間関係を象徴する16人のキャラクター
・歴史的な背景や文化が込められている象徴の意味
・リーディングでの活用例や具体的なアドバイス


一応、目次は作っておきますが、できることなら
最初から最後まで順番に読むことをおススメします。



コートカードのトリビア ~ 知られざる背景 ~

コートカードは中世ヨーロッパの階級社会を反映しており、キング、クイーン、ナイト、ペイジはそれぞれ社会階層を象徴しています。しかし、その起源をたどると、面白いトリビアがたくさん出てきます。

1. 王侯貴族の象徴としてのコートカード

コートカードは、封建社会における階級を示すものであり、キング(王)、クイーン(女王)、ナイト(騎士)、ペイジ(従者)といったキャラクターは、それぞれの役割を象徴しています。

キング(王)は、権威と成熟した力を象徴するカードです。王は、それぞれのスートの力を完全に掌握し、賢明に行使します。
リーディングでキングが出た場合、相談者は自身の中にある「責任感」や「指導力」に目を向け、状況を客観的に捉え、責任ある行動へと進むべき時です。


キング(王)は、権威と成熟した力を象徴


2. ペイジは意外にも“生徒”を表す

ペイジは「若者」や「初心者」を象徴しますが、もともとは貴族に仕える若者がその原型です。
ペイジは見習いとして知識を吸収し、騎士や王を目指して成長する存在です。
リーディングでは
「新しい挑戦を始めたばかりの人」や
「学びに対する好奇心の象徴」としても使われます。

小説や映画に出てくる“見習いキャラクター”を想像するとわかりやすいでしょう。ペイジはストーリーの成長要素を担う存在であり、読者の心に親しみをもたらします。


3. ナイトは“プロトタイプのヒーロー”

ナイト(騎士)は、英雄的な行動を示すカードですが、その背景には騎士道物語があります。
行動力、情熱、そしてある種の未熟さを象徴しています。

彼らは、それぞれのエレメント(スート)のエネルギーを体現し、目的達成に向けて突き進みます。持ち前の行動力で、新しい冒険や挑戦に果敢に挑みますが、経験不足ゆえに衝動的な行動に出ることもあります。

リーディングの中でナイトのカードが出た場合、相談者が“正しい行動か、それとも衝動的か”を見極める視点が求められます。


4. クイーンは古代女神の象徴?

クィーンは、受容性、成熟、そして内なる力を象徴するカードです。
キングが外に向かって力を発揮するのに対し、クィーンは内側に向かうエネルギーを象徴します。

それぞれのエレメント(スート)のエネルギーを内包し、それを受容し、育み、表現する力を持っています。
感情や直感を受け入れ、自身を深く理解することで、真の「女王」としての力を発揮できるでしょう。

それは、外的環境に左右されることなく、自分自身の内側から湧き上がる強さです。


クィーンは、受容性、成熟、そして内なる力を象徴


リーディング実例 ~ 16人が語る人生のドラマ ~

相談者Cさんのケース

相談者Cさんは「家族との関係に悩んでいる」という相談を持ってきました。彼女が引いたカードは次の3枚です。なんと、3枚共にコートガードが!

カップのクィーン:深い愛情と共感を示す母親のような存在。
ソードのナイト:迅速な判断力を持つ、行動的な若者。
ペンタクルのキング:現実的で経済的安定を重んじる父親的存在。

人間関係で悩んでいる時は、コートカードの出現率が高いですね。

私はCさんにこう伝えました。
「このカードは、あなたの家族それぞれの役割を示しているようですね。お母さんは優しく寄り添う存在だけれど、お父さんは“結果を重視する現実派”かもしれません。そして、ソードのナイトは、あなた自身が今、急いで状況を変えようとしていることを示唆しているようですが・・・」

Cさんは
「実は、私先日家族会議でもある事に早急に結論を出そうとしていました。でも、お母さんのように“聞く姿勢”をもっと大事にする必要があるのかも」と話しました。リーディングを通じて、Cさんは“行動力”と“共感力”のバランスが課題であることに気づいたそうです。


人間関係で悩んでいる時は、コートカードの出現率が高い


このように、コートカードは相談者の状況や心情を具体的に示し、家族や友人などの人間関係を整理する手助けをしてくれます。

16人のキャラクターたちが織り成す“人生の舞台”は、あなた自身が“監督”としてどう物語を演出するかを示しているのです。


コートカードを活用するリーディングのコツ

1. キャラクターを具体的にイメージする

カードを読み解く際、それぞれのキャラクターを実在する人物に重ねてみましょう。
たとえば、「ソードのキング」を職場の上司に、「カップのクィーン」を親しい友人に当てはめることで、リーディングがぐっと理解しやすくなります。
会話をイメージしながらリーディングすることで、具体性が増し、相談者も状況を整理しやすくなります。

2. 関係性に注目する

複数のコートカードが並んだ場合は、その関係性に注目しましょう。
「ワンドのナイト」と「カップのクィーン」が一緒に出た場合、行動的な人と共感的な人の“対話”や“ぶつかり合い”が示唆されます。
相談者に「今、誰かと意見がぶつかっていますか?」と問いかけることで、新たな気づきを引き出せます。

3. 自分自身の心の声を読み取る

「このカードは、今の自分のどの側面を表しているんだろう?」
と問いかけてみてください。
カードのキャラクターたちは、あなたの心の中で語り合う存在でもあります。
「今日はワンドのナイトのように行動してみよう」
「時にはソードのクィーンの冷静さが必要だ」
といった心の対話が、人生の選択をサポートします。


まとめ

  • コートカードは性格や人間関係を象徴する16人のキャラクターです。

  • 歴史的背景を知るとリーディングの深みが増します。

  • 自分や周囲の人の行動を読み解くことで、現実の人間関係を整理できます。


「あなたの中にも16人のキャラクターたちが存在し、それぞれが物語を紡いでいます。彼らの声に耳を傾け、人生というドラマをもっと楽しんでみましょう!」

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました!

次回予告:
タロットカードの数字に潜む心理学:カバラ数秘との意外な関係

次回もお楽しみに!



この記事に関するご質問やご意見、リクエストなどががございましたら、コメント欄にてお聞かせ頂けますと幸いです。🙏
また、この記事が少しでもお役に立てましたら、「スキ」を押して頂けると、今後の記事作成の励みになります。😊

それでは、今日も素敵なタロットタイムをお過ごしください!

石原僚子@風のタロットマスター


いいなと思ったら応援しよう!

石原僚子@風のタロットマスター
あなたの温かいサポートは、より多くの人にタロットの奥深さを伝えるための活動資金として、大切に使わせていただきます。まるで「星」のカードが希望を灯すように、タロットの光を一緒に広げていきましょう。サポートを通して、あなたと私の心が共鳴し、新たな物語が紡ぎ出されることを願っています。