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Hymne à l’amour 愛の讃歌

エディットピアフの愛の讃歌は日本でも多くのアーティストにカバーをされていますが、特に有名なのは越路吹雪さんの「あなたの燃える手で あたしを抱きしめて ただ2人だけで 生きていたいの〜」ではないでしょうか。

Le ciel bleu sur nous peut s’effondrer
Et la terre peut bien s’écrouler
Peu m’importe si tu m’aimes
Je me fous du monde entier

この青空が私たちの上に落ちてきて
そして大地が崩れたとしても
あなたが私を愛してくれているなら
この世界で起きていることなんてどうでもいいの

原曲を勝手に直訳させていただきました。
天が落ちて地面が崩れる…から始まります。
思わず「杞憂」という諺を思い出してしまいました。

彼女は1949年にこの歌を書いたそうですが、なんと翌年に愛人であったプロボクサーのマルセル セルダンが飛行機事故で亡くなってしまうのです。

幸せでいっぱいな時に書いたこの曲を彼の没後に歌う彼女。

Hymneは賛美という意味で霊的な捧げ物という意味もあります。

Hymne à l’amour 彼への愛への讃美歌だったのだと思います。

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