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スマホを固定電話のように使ってみました

こんにちは。

今日1日、スマートフォンを別の部屋に置いて過ごしました。

理由は、時間の使い方がもう少し上手になりたいと思ったからです。
そして、文章の質も向上させたいと思ったためです。

どんな便利なものも、いえ、便利であればあるほど、劇薬のように副作用も大きいもの。私の場合は、スマホに使ってしまう時間が長く、内心危機感を感じていました。

そしてこの本を読み、今日1日スマホを別の部屋に置くことにしました。

大きな行動を決心すればするほど、その行動は続きません。それは脳の恒常性維持機能(ホメオスタシス)によるものです。過去の行動を正解と認識し(生きてこられたから)新しい行動をやめさせようという脳の正常な働きです。

そして、この本の言葉でとても好感を持てたのがこの一言です。

つまらない成功で大いに結構だ

自分の時間 アーノルド・ベネット

私は、時間の使い方に限らず何か行動をするとき、行動を大小で評価し、小さな行動しかできないと考え、その行動を小ささを自分の人格にまであてはめてしまいがちになっていました。

この一言で、「つまらない成功でいいやんね」と思い、朝からスマホを別の部屋に置き、着信音を最大にしておきました。
呼び出し音が鳴ったら取りに行くという、まさに固定電話です。

もともと「携帯」電話なので、外に出る時に持ち出せればよかったんだな・・と当たり前のことに妙に納得してしまいました。

スマホが物理的に離れると、頭の疲れ方が全然違います。スマホをそばに置いて仕事をしていたら側頭部が重苦しくなったり、頭の中でどぎつい表現がリピートされたりして落ち着かなかったな・・ということにも気づきました。

そして、スマホをつい見てしまう時間が激減しました。

今日は本書の著者 アーノルド・ベネットさんが言う「つまらない成功」をしました。成功体験です。大きな感動というほどではなかったけれど、一つやり遂げたのでここは自分をよしよししてあげよう。

スマホの時間が減ると、思考にも余裕ができます。
そしてこの本では、空いた時間を「内省時間」に充てることを教えてくれています。

さらに、読み進めると、こんなことが書いてありました。

本書に書いてあることを実践しようとすると、あなたは鼻持ちならない「物知り顔」の人間になってしまいかねない (抜粋)

自分の時間 アーノルド・ベネット

賢人はお見通しやな。本に書いてあることを実行して、1回うまく行って、それをちょっと自慢気に語っている人がここにいます(笑)

でも、嬉しいんです。今日という1日を大切に過ごして、小さな発見が出来たことが。

ここまでお読みいただきありがとうございました。





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