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怖い話は好きですか?
去年のアマゾンプライムデーにずっと欲しかった kindle paperwhite をついに購入して以来、読書の時間が一気に増えました。
昨日、「拝み屋備忘録 怪談腹切り仏」という本を読み始めました。
郷内さんは「拝み屋」というお仕事をされている一方、「怪談作家」もされている方です。
ご自身の奇怪な体験やご依頼主から聞かせてもらった恐ろしい話・不可思議な話などをもとに、お話を書かれているとのこと。
お話は一話完結で短くまとめられており、さくさくと読むことができます。
さて、その「拝み屋備忘録 腹切り仏」を昨夜から読み始めたのですが、何とはなしに、ふと、音読で読んでみました。
音読なんて、何年ぶりでしょう。
元旦の夜に、ブランケットに包まりながら、うすぼんやりした明かりの元で、文字をゆっくりと目で追いながら、ぼそぼそと、小さい声ながらもはっきりと発音することを心がけ、話の状況を頭の中で思い浮かべながら、そしてちょっとだけ誰かに読み聞かせをしているような感じで怖い話を音読してみました。
そして私の身に何が起きたかというと、最初のお話がエンディングに差しかかる頃には、あまりの恐ろしさにがくがくぶるぶるだったということです。
頑張って次のお話も音読したのですが、あまりの恐怖に途中で読むのを中断しました。
その後、ナポレオン・ヒルの「思考は現実化する」を読みつつ、眠りにつきました。
怖い夢は見ませんでした。
「怖さ」「恐ろしさ」の感じ方やその度合いは人それぞれです。
今回、私自身は「怖い話を音読する」と「恐怖が倍増する」という事が分かりました。
本来ビビり症なのですが、怖い話は好きなので、この本の続きは明るい昼間に、ぽかぽかとお日様に当たりながら黙読しようと思います。
音読の効果、恐るべし、です。