我が子の不登校 振り返ります #25
ryokko@2人の息子の母さんです。
久しぶりに、記事を書いています。
中1で不登校になった息子のこと、母としてどんな風に接して来たのか、24記事ほど書いて、振り返っていました。
久しぶりなので、息子の近況を。
中学時代不登校だった息子、この春から大学1年生になりました。
7月末、無事1年生前期の大学生活を終了した息子。
試験もなんとか全部受けて、通いきりました。
まだアルバイトをするエネルギーや勇気は無いようですが、大学で友達も出来て楽しく過ごしています。
家から1歩も出ないで、自分の部屋に引きこもっていた中学時代。
親子で苦しかった時間も、今は懐かしいくらいです。
中3の秋頃に、息子の進路は、ほぼ悩まずに決まりました。
まず、ほぼ完全不登校で勉強も全くしていなかったので、受験するという選択肢がありませんでした。
5段階評価の通知表も、オール1。
ある意味清々しいくらい、出席日数0。
渡されても、本人には見せませんでしたが。
中学を卒業して、通信制高校に入学。
入学説明会や入学式もオンラインで。
長男は、県立の普通高校に通っていたので、ワタシも初めての経験でした。
次男は、完全オンライン授業。
好きな時間に、ネットで授業を受けて、決められたカリキュラムが終了したら、課題を提出、学期末に試験。
1年のうちの数日の授業、学期末試験は、都内の校舎に受けに行くスタイルです。
途中で通学に切り替えることも出来ますが、3年間完全オンラインでした。
通信制高校は、だいたい似たようなシステムのようです。
夏休み、お子さんも親御さんも、穏やかに過ごせていますか?
学校のこと考えなくて良いはずだけど、心のどこかで不安を抱えているかもしれませんね。
夏休みが終わったら、どうしよう…
学校に行っても行かなくても、お子さんは毎日頑張っています。
子どもの世界、学校と家の往復で視野はまだ狭いので、色々な道があるよ、と伝え続けることは大切だと思います。
動けるエネルギーを貯めたら、ちゃんと歩き出すはずです。
でも、動けるようになるエネルギーは、親が注ぐものではないのかもしれません。
親は、前に立って手を引っ張るのではなく、後ろに立って転んでしまった時に手を差し伸べる方が大事なんだな、と、やっと感じています。
不登校といっても、学校に時々行けたり、違う場所で勉強したり、家から全く出なかったり、友達とは会えたりと、本当に1人1人違います。
なので、これをやれば絶対解決!というものは、本当は存在しないのではないかな、と思います。
でも、沢山お金を払って、短期で解決します、みたいな団体もあるようですね。
というか、そもそも不登校を解決する、ってなんでしょう?
学校に再び通いだせば、解決でしょうか?
今振り返ると、ワタシは息子を学校に通わせることが、解決だと思っていました。
でも、辛い経験から行きたくなくなった場所に、また戻るなんて大人だって嫌ですよね。
そして、思う通りに息子が動かないことに、イライラしてしまって、つい色々言ってしまう…
そりゃ、部屋に引きこもりたくなります…
親も色々悩むので、親が信頼出来る誰かに話せることはとても大事だと思います。
でも、何よりお子さんがどうしたいのか、自分で決めるまで、じっくり待ってあげることも、大事かなぁと思っています。
不登校の子も、学校へ行く子も、とにかく子ども達が安心出来る場所、信頼出来る誰かに出会える場所、そして支える大人達が増えることを願います。
まだお伝えしたいことはありますが、まずはこれくらいで。
お読みいただき、ありがとうございました。
#不登校
#完全不登校
#不登校の親
#中学生の不登校
#引きこもり