我が子の不登校 振り返ります⑤

ryokkoです。
2人の息子の母さんです。
中1で不登校になった息子のこと、母としてどんな風に接して来たのか、振り返ります。
今から6年前のこと。
ワタシの対応は、反省のオンパレードです。(多分)
少しでも誰かの参考になったら、嬉しいです。

体育祭

夏休みが終わり、9月のはじめ。
体育祭がありました。

兄は中学生最後の体育祭。
弟は中学生最初の体育祭。

の、はずでしたが
弟も中学生最後の体育祭になるなんて…

この時のワタシは、全く想像しておらず。

実は兄の友達にも、2年生のはじめ頃から不登校の子がおり、その子のお母さんとも、顔見知りで良く話していました。
もちろんこの時は、自分の子が同じ立場になる、なんて思ってませんでしたが。

その子は、学校行事には参加出来る子で、6月の修学旅行にはみんなで行けたんです。
そして、また学校お休みして、夏休み明けて、体育祭にも朝からちゃんと来て。
全員参加の競技は、練習に参加できなかったとはいえ、声出しをものすごく頑張って。
なんか、その姿を見てたら、その子のお母さんと一緒に泣いちゃいました。

でも、やっぱりまた、体育祭の後はお休み。
なんで、行事に参加出来るのに、学校には行かないのか、お母さんにもわからない、と。
うんうん、それは確かに不思議だわ。

でも、お友達が家に遊びに来たりして、交流できているなら、それは良いことなんではないかな、と今思えば…

うちの子は、友達との交流は、不登校になってからは、一切無かったので。

のちに、学校に行かないことよりも、友達との交流が無い、それが一番の心配事になりました。

お子さんの不登校に、悩んでいるお母さん、お父さん。
お子さんが引きこもってしまい、友達はおろか、家族との交流も全く無い、という状態が続いている時期、とても辛いですよね。

我が家も、なんとか声をかけてみても、返事すら無かったり、ドア越しに蹴って来たりすることもありました。

今思えば、声のかけ方も、タイミングも間違えていたんでしょうね。

ワタシは、学校は行くもの、とずっと教えられて来たので、当然自分の子どもにも、そう伝えてきました。
だから、行かないことは、間違っている、とも思っていたんです。
休みたい、と言った息子のことを、なんだか許せなかったんです。

息子が学校に行けない、より、行かない選択をしたことを、受け入れるまでに、どうしてあんなに時間がかかってしまったんだろう…

noteを書きながら、当時を振り返ると、まるで数日前のことのように思い出します。
まだ、ひっぱり出してきていませんが、その時の気持ちを綴ったノートなんか、どこかに捨てずに取っておいてあり…
そのうち、開きます。

6年も前の出来事なので、きっと今はもう少し世の中の考え方も変わってきていると思います。

もし、いつもは学校に行っているお子さんが、
学校に行きたくない、と言ったら…
まずは、何も聞かずに、学校をお休みさせてあげてください。
それで、元気になる子もいるし、その後ずっと行かなくなる子もいると思います。
でも、学校に行きたくない、って言うだけで、ものすごく勇気がいることだと思うんです。
だから、まずはエネルギーチャージ。
その後のことは、お子さんとゆっくり話しながら、考えれば良いと思います。

不登校の子も、学校へ行く子も、とにかく子ども達が安心出来る場所、信頼出来る誰かに出会える場所、そして支える大人達が増えることを願います。
ワタシも誰かの助けになるために、準備中です。

まだまだ、ワタシの振り返りは続きます。
お読みいただき、ありがとうございました。

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