見出し画像

山陽新幹線全通50周年企画展&500系新幹線運転台見学、雷鳥ヘッドマーク@京都鉄道博物館

10月12日、約半年ぶりに京都鉄道博物館を訪問した。
今回は山陽新幹線全通50周年企画や特急雷鳥運行開始60周年に合わせた展示を見学した。

山陽新幹線全線開業 50 周年記念企画展 「山陽新幹線 50 年展」

1975(昭和 50)年3月 10 日に新大阪―博多間で山陽新幹線が全通し、2025 年で 50 周年を迎える。 これを記念し、京都鉄道博物館では、企画展「山陽新幹線50年展」が10月5日から(12月15日まで)開催されている。
山陽新幹線岡山開業・博多開業から現在までのあゆみと車両、さまざまなサービスに注目し展示が行われた。

入口手間には50年で使用された様々なポスターが展示されている。

500系新幹線試乗会
1990年の100系グランドひかり登場!航空機との競争に打ち勝つための様々な戦略が国鉄民営化後に実施された。
100系は最高時速230km/hで運転
100系16両編成のうち4両が2階建て車両であった。
0系新幹線の引退を知らせるポスター
0系引退を前に青色に戻された。2000年代に入るとグレーに黄緑色のラインに塗り変えられていた。
2005年に0系ひかり復活運転
山陽新幹線全通を知らせる
2022年山陽新幹線岡山延伸50周年
WIN350試験車両の技術開発チーム
500系デビュー、1997年のことである
九州新幹線全通後に山陽新幹線との乗り入れが開始された。

ここから企画展示室内部に入る。

入口すぐのところに歴代新幹線のパネルが並ぶ
開業を祝う旗
展示室内は展示物とともに50年の歴史を振り返る構成
300系のぞみが山陽新幹線への乗り入れ開始を知らせる
500系の登場は新幹線の歴史を変えたと言っても過言ではない
ハローキティとのコラボでも話題の山陽新幹線
食堂車をイメージした展示

名列車誕生から 60 年! 特急「雷鳥」誕生 60 周年記念イベント

1964 年 10 月1日に特急「雷鳥」の運行が設定され、今年で 60 周年になることを記念して、京都鉄道博物館では、特急「雷鳥」誕生 60 周年記念イベントを開催されている。同館の収蔵車両クハ 489 形 1 号車に「雷鳥」をはじめとする8種類のヘッド マークを掲出する。
シークレットを除く7種は北陸本線を駆け抜けた名列車たちであり、ヘッドマークを見学できるだけでも貴重である。
今回は雷鳥のヘッドマークを見学した。

掲出期間                掲出ヘッドマーク
2024年10月1日(火)~2024年10月22日(火) 「雷鳥」
2024年10月24日(木)~2024年11月12日(火) 「しらさぎ」
2024年11月14日(木)~2024年12月2日(月) 「北越」
2024年12月6日(金)~2024年12月25日(水) 「スーパー雷鳥」
2024年12月26日(木)~2025年1月13日(月・祝) 「能登」
2025年1月16日(木)~2025年2月4日(火) 「はくたか」
2025年2月6日(木)~2025年2月25日(火) 「白山」
2025年2月27日(木)~2025年3月18日(火) 【シークレット】

https://www.kyotorailwaymuseum.jp/news/sysimg/01428/link_zoAbl.pdf
クハ489系と雷鳥ヘッドマーク。ヘッドマーク付きが映える。

500系新幹線運転台見学

こちらは10月12日~14日の3日間限定で開催された。
普段500系新幹線は静態保存されているが、内部を見学することはできず、このような特別な機会がなければ見学はできない。現在の500系新幹線は8両に短縮され、車内の一部がリニューアルされている。京都鉄道博物館に保存されているW1編成は登場時のままである。
では、以下に運転台の様子をレポートする。
乗務員室の入り口は天井が低く、頭を少しかがめるようスタッフから注意があった。その言葉通り、車掌が安全確認を乗務員室扉は天井が低いが、内部へ進むと天井の低さは感じなかった。先頭形状が長い分、運転台までは距離がある。運転台付近に入ると天井にも奥行きがあり意外と広く感じた。セキュリティ上、一部の計器類は撮影していない。

意外とシンプルな構造
運転席からの視界
天窓。夏は太陽が差すと灼熱地獄だったようだ
時刻表灯や計器類のスイッチ。ON/OFFはアナログで切り替え
運転座席はクッション付きで座り心地も良かった


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?