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北陸特急乗り納めの旅①特急ダイナスターと福井、芦原温泉、加賀温泉駅訪問

2024年3月16日、北陸新幹線金沢~敦賀間が延伸開業する。延伸開業により北陸本線を走る特急列車の運行体系が再編される。サンダーバード、しらさぎは大阪・名古屋~敦賀間の運行となり、敦賀~金沢間は廃止となる。また、特急ダイナスター、おはようエクスプレス、おやすみエクスプレスは全区間(金沢~福井・敦賀間)で廃止となる。https://www.westjr.co.jp/press/article/items/231215_00_press_daiyakaisei_hokuriku.pdf

かつて特急街道と呼ばれた北陸本線も新幹線開業により、IRいしかわ鉄道、ハピラインふくいの2社に経営移管され、普通列車を中心とした運行へと変貌を遂げることとなる。新幹線開業までの残り3か月で北陸特急乗り納め旅と題して記録していくことにする。


特急ダイナスター2号福井行きに乗車

特急ダイナスターは、特急「サンダーバード」「しらさぎ」の運転がない朝夜の時間帯に、福井~金沢間を2往復運転します。金沢駅で北陸新幹線と乗り継ぐことができ、北陸新幹線との連絡特急として運行されている。元々は2015年3月13日まで運行されていた特急「はくたか」の福井駅発着列車のうち金沢駅以西を引き継いでいる。運行開始当初は1日3往復であったが、現在は2往復で運転されている。

JR西日本によると、「福井県は、県立恐竜博物館に代表されるように観光資源として「恐竜」の人気が高まっていることから、恐竜の英訳「ダイナソー」と地元の期待を込めた「スター」を組み合わせた名称としました。」という。https://www.westjr.co.jp/press/article/2014/10/page_6267.html

金沢21:08発の特急ダイナスター2号に乗車した。

1号車。短距離ながらグリーン車も設定されている。
681系

金沢を発車すると、小松、加賀温泉、芦原温泉、福井の順に停車する。仕様れるのは681系6両編成で、特急「はくたか」から転属された車両でダイナスターのほか、しらさぎに主に使用されている。北陸新幹線からの接続特急の役割を果たしているが、2号車から4号車までの指定席乗車率はそれほど高くないように思えた。5号車と6号車が自由席車両であり、短距離利用も多いためか、自由席車両には一定の乗車があったようだ。福井までの48分間と短距離特急であるが、サンダーバードやしらさぎと同様北陸特急に相応しい俊足で定刻21:56に終着・福井に到着した。

第3セクター移管前の特急停車駅の様子

福井駅

恐竜がおもてなし
福井といえば恐竜
福井駅舎。北陸本線は2005年に高架化。
新幹線改札口。乗車する号車によって改札口が分かれる。
新幹線改札口
えちぜん鉄道福井駅。高架駅である。
新幹線開業後も越美北線が乗り入れるが、JR区間は越前花堂駅からとなるため、一区間はハピラインふくい線に乗り入れることになる。
福井駅で特急の文字が見られるのも残りわずかとなった。

芦原温泉駅

巨大構造物が新幹線駅舎
新幹線開通に合わせて東西自由通路が開通
この先に新幹線改札口が設けられる。
JR西日本管内で駅名の下に所在地が明記されるのは珍しい。

加賀温泉駅

在来線の駅名標
駅ホームからおもてなしが始まる。
自販機に洒落が効いている。
サンダーバード33号が通過。
新幹線とIRいしかわ鉄道の改札口となる予定。
お祝いムード
加賀温泉を舞台にした映画が公開されるようだ。
北陸本線としての運行も残り少ない。
右手に新幹線の改札、奥に在来線改札(新幹線開業後はIRいしかわ鉄道)
加賀温泉駅ではもう見られなくなる。
次の列車の乗車位置、編成はここで確認してから。
特急金沢行きが見られるのも残りわすか。
需要に応じて両数が変わるため、乗車位置もその都度変更される。特急列車が運行の主体となっていることが伺える。

おまけ・ありがとう特急サンダーバード号の旅記念グッズ

福井県☓日本旅行☓赤い風船とのコラボ企画
記念グッズ一覧。どれも非売品。
ステッカー
メモ帳と北陸特急ステッカー。ステッカーは左から過去、現在、未来へとつながる。
ノート
ノート
ミニクリアファイル。デザインはノートと同じ
裏面
記念乗車証
券番が0681、0683となっている。
越前焼の汽車土瓶

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