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はじめてのナチュラルワイン
昨今、と言うかだいぶ前より
「ナチュラルワイン」という言葉は、ワイン好きの間では重要なキーワードになっている。
個人の感覚的には、2010年前後から日本の都市部でじわじわと登場し始め
(もちろん、それ以前に先駆けてらっしゃった偉大な先輩が多数いる事は、百も承知です)
2015年頃には、大分認知が広がってきた。
たしか自分自身もナチュラルワインに興味を持ち、追い始めたのもそれ位の時期だったと思う。
およそ5年前、はじめてナチュラルワインを飲んだ時の衝撃は
今でも鮮明に覚えている。
フランス・ロワール地方の「Les Cailloux du Paradis」(ワイナリー)が手掛ける
「Racines」と言う一本だった。
私のプロフィール写真に映っている、それである。
一応(もちろん、笑)、ワインもそれなりに勉強してきて、経験もあって
ワインを飲む前には、テクニカルシートと言って、ワインの詳細が記された事前情報を得るところから、それがセオリー。
ま、言わば先入観。
きっと多くの同業者も、同様のアプローチだと思う。
しかしながら、「はじめてのナチュラルワイン」は自分勝手な先入観を、完全に!超越してくれた。
何より、本当に美味しかった。
そして、新しい世界が広がっていた。
でもその後、それは新しいのではなく
昔ながらである事を、これから知ることになる。
現在2020年、沖縄でも確実に火が付きつつある。
ワインショップを経営する立場で、手応えを確かに感じている。
ナチュラルワインの魅力を世の中に伝える。
生業に出来る、本当に幸せなことである。
ナチュラルワインは、本当に美味しい。