カル・ニューポート「デジタル・ミニマリスト」紹介
おはようございます!ryokaです!
電車やバスなどの公共交通機関,病院の待合室,レストラン,喫煙所など現代社会にはほんの少しだけの時間暇になるタイミングがあります。
その時間多くの人はスマホの画面を眺めていることでしょう。
中には重要な仕事の連絡や資格取得のための勉強をしている人もいるでしょうが,たいていSNSを見ているのではないでしょうか。
facebookやTwitter,instagramなど他の人の投稿を見たり自分で投稿したりと暇な時間を「他人の人生」のために使っています。
今回紹介する「デジタル・ミニマリスト」は誘惑の権化,スマホから不必要な機能をなくし,精神的にだれかとつながりをもたない一人の時間を大切にしようよ!というテーマで書かれています。
そもそも,私がこの本を手に取ったのは私自身スマホ依存の症状があるかもしれないと感じたためです。
iPhoneXsの充電が100→0になるまで使い倒す日も珍しくありません。
外出先で充電が0になり充電するすべがなかった日はひどく不安になったものです。
あぁ暇だ…
と思ったタイミングでインスタで「マジひまぴえん」とストーリー。
Twitterを何度も更新しおもしろい投稿がないか眺める。
それが終わったらhuluやYouTube,Primevideoでアニメを鑑賞。
そんなことしてたら日が暮れて眠くなって,「明日は2倍頑張ろう」の毎日。
私,一応受験生なんですけどね笑
ほんとについ最近までこんな感じでしたwww
そんな私がいい感じに距離を置くきっかけをくれました。
では紹介始めます!
スマホ依存とは
そもそも依存とは「有害であるとわかっているにも関わらずついやってしまう状態」のことです。
そしてSNSというものは「承認欲求」が強く「間歇強化」に弱い人を依存させるために天才プログラマーがこぞって知恵を振り絞り完成させたものです。
依存しないわけがないです。
承認欲求はいいねされたいとかコメントされたらうれしいっていうような感じ
間歇強化はアプリを開くときにいいねがきてないかなぁと思うこと。
自分が思っていないときに反応があったらうれしいと思う
そういう人間という生き物の性質を狙って様々な工夫がされています。
そんなトラップに対抗するライフハックは多数存在していますが,それは所詮その場しのぎにしかならないよとカル先生はおっしゃっています。
そんな人に「デジタルミニマリズム」の考え方を取り入れて欲しい。
「自分が重きを置いていることに対してプラスになるかならないかを元に使うアプリを厳選し,それ以外はすべて捨てる」
というもの。
どのデジタルツールをどういう理由でどのような制約のもとに受け入れるかをゼロから選び直す必要があります。
デジタル片づけ
そこでカル先生はデジタル片づけというものを提唱されています。
それは
短期決戦で依存を撃退する
というもの
ルールは
①すべてのアプリを必要or不必要に分類
②30日間不必要なアプリの使用を禁止する
③その間に,新しいことにチャレンジする。
④禁止期間を終え,再導入したときにどんなメリットがあるのか記録する。
このデジタル片づけを実践した方々の紹介が多数収録されていますが,
「自分の生活の中でテクノロジーにどこまでの役割を与えるのか,自分でコントロールする」
というフレーズが一番すっと入ってきました。
そこで私なりのデジタル片づけをご紹介。(マジでゆるゆるですけど)
①各端末ごとに役割を分配
②充電ポートを玄関に移動
これだけ!
スマホ・・・連絡,調べもの,音楽
タブレット・・・動画鑑賞,お絵かき,SNS
パソコン・・・勉強,note
kindle Paperwhite・・・読書
という感じに分配し,それぞれの役割以上のことはさせません。
タブレットはwifiがなかったらただの板なので家でしか使えないというのが地味に良い働きをしてくれています。
これにスマホ,タブレットにアプリ使用の時間制限を使っています。
これでマルチタスクをおこなうことはないですし,スクリーンタイムがあるから時間も超えなくなりました。
設定時間は考えていませんが今の家にいる間はずっと続けようかなと思ってます。
あと,どうしても時間外にいじりたくなったら散歩に出かけて気を紛らわせてます。
まだ実施して1週間なのでちゃんとした効果が表れているとは思えませんが1か月後にまた改めて紹介してみます!
とまぁ今回の紹介は以上。
実際にはもっとたくさんのことが書かれていますが,私の紹介を見てこの本を手に取っていただけたら嬉しいです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
ryoka