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すべての問題は「最適なコミュニケーションを探る」と解決策になる。
と、思うことが最近よくあります。
人間関係でギスギスしていることも、好きだった人が忘れずにツラいことも、宿のリピート率が下がっていることも、就活の方向性を決め兼ねていることも、いつもパートナーから怒られてしまうことも、上司から褒めてもらえないことも、部下がいつも不満を溜め込んでいることも、
全部、ホントに全部が「コミュニケーションで解決できる問題」と言えるんじゃないかと、本気で腹落ちし始めているところです。(ただ、その感覚をうまく言語化して伝えられるところまではまだ至っていません)
極端に言えば、コミュニケーションは「言動のキャッチボール」のようなもの。だから、僕らがコミュニケーションでやるのは
・相手のボールを受け取ること
・相手にボールを投げ返すこと
の2つだけ。コミュニケーションの上手い人は、キャッチボールの中で「どんなボールでも受け止めようとすること」と「取りやすいようにボールを投げること」を自然と行えている人です。
そして、大抵の問題は、
・自分の取りやすいボールだけしかキャッチしない(もしくはキャッチすらしようとしない)
・自分の投げたいボールを投げたいようにしか投げない(もしくは投げることすら放棄する)
という状態をどちらか(多くの場合で両者とも)が、上記のようなことを無意識的にしているために生じているんじゃないかなと。
ずっと抽象的な話ばかりでわかりにくいかもしれないですが、
相手の投げる球にはどんな回転の癖があるのか
投げるボールのスピードは速いのか、遅いのか
速い球を投げたいのか、遅い球を投げたいのか
投球間は短めでテンポ良くキャッチボールしたいのか
一球ずつゆっくりと心を込めて丁寧に投球したいのか
あまり遠くまでは投げられないのか、投げすぎるのか
球数はどのくらいの量を投げたら疲労が出てくるのか
・・・etc
逆に、
どの高さだとキャッチしやすいのか
どこまで速い球を受け止められるのか
緩急をつけても問題なく対応できるのか
テンポのよいキャッチボールを望んでいるのか
ゆっくり丁寧なキャッチボールを望んでいるのか
変化球にも対応できるスキルやセンスはあるのか
どれくらいのキャッチングで飽きを感じ始めるか
・・・etc
みたいなことを常に意識しながら、コミュニケーションをしていけばきっと、きっと全ての問題はクリアになっていくはず。
自分本意ではなく、相手の心地よいキャッチボールを、心がけていこう。
- - - ✂︎ - - -
というわけで、今日の記事は以上です。
昔、付き合っていた彼女に「君は人に興味がないんだね」と言われたことがあるんですが、そんな僕がまさか「人の気持ちを察してコミュニケーションを取ろう!」という話をする日がくるとは・・・(笑)
20代で最も自分の中で変わったポイントかもな〜と感じる今日この頃なのでした。では、またあした〜!
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≫ 伝えたいことは何度も何度も伝えないと伝わらない。(たとえば愛だって)
≫ 理解し合えないことを理解しようとすることの重要性。
≫ 淡々と生きるのを、しばらく休止しようと思う。
P.S.
この記事で書いた内容は、名著『嫌われる勇気』の中でも言及されていた内容に似ていると思います。こちらを合わせて読むと理解が深まるかもなと。
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