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熱海と鳥取を行き来するたびに、着実に人生の螺旋階段を登っていることを実感する。

帰ってきました、鳥取。今年に入って2度目の滞在期間です。(もはや滞在とか言ってしまってますが、鳥取には賃貸契約してる家があるんだけども)

気づけば、鳥取と熱海のローカル&ローカルな二拠点生活を始めて半年以上が経過しました。

よく聞かれるんですが、今は【鳥取:熱海 = 2:8】ぐらいの割合でそれぞれの地域の生活を楽しんでいます。月に1度は往復していて、鳥取にはいつも1週間未満ぐらい滞在しては熱海に戻っていく。そんな感じで暮らすスタイルに慣れてきたところです。

きっとこんな生活をしている人は世界に僕ひとりではないかなと。

というわけで、今日は、鳥取と熱海を行き来する生活をしている中で感じたことをひっそりと書き残しておこうと思います。

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接する人の属性に幅ができる

先日、熱海で「ライフスタイルデザイナー」として活動している中屋香織さんから暮らしかたについてのインタビューを受けました。

このインタビューの中で『地方都市間で二拠点居住することのメリットは?』と聞かれて、僕は『接する人たちの幅が広いことに面白さを感じる』と答えました。

まさにこの言葉が全てだなと思います。

それぞれの街で僕が接している人たちの属性の違いをざっくりとまとめてみると、こんな感じでしょうか。

【鳥取の場合】
・同世代の20代中盤から30代前半と方と話す機会が多い
・ITやWEBに強い積極的な若手、か、お固い系職業のちょい上世代
・どちらかと言うと「リーダーポジション」に据えられやすい
【熱海の場合】
・各分野で強みを持ったアクティブな30代中盤から40代の方々が中心
・若い観光客は多くなったが、日常的に話しができる同世代は超希少
・どちらかと言うと「サポート役」に徹することが多くなりがち

どちらにも良し悪しがあり、その相違さ加減が、ほど良く異なる視点での気づきを与えてくれています。

鳥取での気づきが熱海での実践に繋がることもあれば、その逆も然りなので、そのバランスが今はちょうど良いんだろうなと。


物理的に離れているからこその良さ

以前に「自信は『他者からの評価』でしか育まれない。」という記事と、「個人の時代だからこそ感じる、何気ない雑談の重要性。」という記事を書きました。

この “他者からの評価” と “何気ない雑談” は、接する人が固定された環境だとなかなかうまく作動しないように感じます。

また、僕のようにフリーランス的に仕事をしている人にとっても意識しないと疎かになりがちなポイントだったりします。

そこで活きてくるのが「物理的に離れて過ごしている存在」なんだろうなと。

物理的に離れていて日常的に会話をする機会はないものの、SNSなどでお互いの近況は薄っすらと知っている。そんな関係性だからこそ自然と出てくるトピックや言葉に、多くの学びが隠されている気がしているんです。


着実に人生の螺旋階段を登っていく

人にとって、「過去の自分より今の自分がちょっとでも成長していることを実感する機会」というのは重要なものだったりします。

その考えの中で、今の僕にとっては、成長する場所こそが『活動の拠点になっている熱海』であり、実感する機会こそが『久しぶりに帰る鳥取』なのだろうなと

そうやって愛着の多い街を月に1度のペースで行き来することにより、僕は人生の螺旋階段を着実に登っていけていることを実感している気がします。

今回の鳥取滞在も、気づき多き時間になりそうです。


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というわけで、今日の記事は以上になります。
鳥取滞在中の予定は徐々に埋まってきていますが、もし「会いたい」「話したい」と思ってくださっている方がいれば、お気軽に連絡ください。

では、またあした〜!

▶︎ 合わせて読んでほしい記事 ◀︎
>> 短い時間でも、近くに来たらわざわざ会いに行く。その繰り返しが人生を豊かにするんじゃないか説。
>> 世の中には「すぐわかるもの」と「すぐわからないもの」の二種類がある。
>> 僕が鳥取の街に残せるものはなんだろう。

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