生涯、消えることのない「後ろめたさ」はあるか?

昨日、中田敦彦の2nd YouTube に投稿された『田口淳之介との対談秘話&YouTube大学のテーマ選び』を視聴していて、思ったことがありました。

数日前に、元KAT-TUNの田口淳之介さんとのコラボ対談を投稿したことに対する反響を、オンラインサロンメンバーから聞かれた回です。

2019年に大麻取締法違反(所持)の罪で起訴された田口さんをゲストに招くことは、色々な批判を集めてしまうかもしれない。その覚悟の上でゲスト出演を依頼したのだと言います。(元々仲の良い友達だったから)

以前には、吉本興業の芸人でありながら、雨上がり決死隊の宮迫博之さんとも(事務所の意向は無視して)芸人初の正式コラボも実施しており、騒動になった有名人をゲストに招くことの多いスタンスを取ってきています。


なぜ、そのような批判の集まりやすい人をあえて招くのか。

その理由を本人はこう言います。

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YouTuberに転身する前、何年間もやっていたワイドショーの「コメンテーター」の仕事で、その時々の話題の人たちを強い口調で断罪していた。詳しくはしっかりと知らないまま、世論に同調して批判をしてしまっていた。

その後悔の気持ちがあるからこそ、批判を覚悟であえて渦中の栗を拾いにいくのだと。


この話を聞きながら、「心に消えることのない後ろめたさを持っており、その懺悔の気持ちに向き合っている人には、ブレない芯が芽生えるんだろうな」ということを思いました。

アドラー心理学で「トラウマはない」(=過去をどう捉えるか次第)と言うように、後悔や罪悪感も捉え方次第でプラスの方向に持っていくことができる。


そういう僕にも、いくつかの「消えない後ろめたさ」を抱えています。

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