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寒いのもまた、悪くない。

鳥取に帰ってきました。現在の気温は「マイナス1℃」です。

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聞いた話によると今朝まではしっかりと雪が積もっていたらしいんですが、残念ながら(?)、僕が鳥取に着いた頃には完全に溶けてなくなっていました。

桜の咲いている熱海との対比写真を撮ろうと思っていたので、雪がなくて切ない気持ちに苛まれています。(県境付近は積もってたのにな〜)


そんな氷点下の鳥取の街を、久しぶりにブラブラと散歩してみました。ここ数ヶ月ほどは夜にのんびり1時間ぐらい散歩することが習慣になっていて、オーディオブックを聴きながら特に行き先も決めずに歩いています。

で、そんな風に夜の散歩がルーティン化してきてから、以前と心境の変化を感じるようになったことがあります。それが「寒さ」に対する認識です。


以前は、心の底から「寒い」というものが嫌いでした。好きな季節は「冬(と梅雨)以外」と答えていたぐらい、とにかく寒いのが苦手であり、出来るだけ避けたいものと思っていました。

ただ、冬の夜を散歩するようになってから、この「寒さ」もなんだか悪くないかもと感じるようになってきています。というか、むしろ心地よい。

もちろん外に出る瞬間は「うっ」と脊髄的に反応してしまいますが、それでも歩き始めると、日によって少しずつ違う空気の質や、街によって変化する寒さの種類、自分の体温が上昇する様子などなど、些細な変化に気づくようになります。それがなんだか情緒的でエモさがあり、かつ、近代化する前の日本人っぽさを味わっているようでもあり、人生のまた新たな豊かさを手に入れているかのような気分にさせてくれる

こんな感情を抱くようになったのは、僕自身が歳を重ねてきたからなのか、雪国鳥取で生まれた血なのか、実際のところはわかりません。ですが、どちらにせよ自分にとっては良い変性なんじゃないかなと。

また明日も寒いようですが、この寒さを味わって過ごしていきたいと思います。


P.S.
雪の降る鳥取の写真と対比させようと撮影しておいたものの、結局陽の目を見ることがなくなってしまった熱海での写真をここに載せておきます。(雪もちゃんと見たい)

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というわけで、今日の記事は以上です。
移動で疲れたので早く寝ます。そして明日もいつもと同じように過ごしていきましょう。

では、またあした〜!

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