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アドレスホッパーという生き方は、パンデミックだからこそ成立した。

2022年10月11日から「全国旅行支援」が始まる。そして、同時に海外からの入国時の水際対策も原則撤廃されることになったそうだ。

いよいよパンデミックが終了する。
少しずつ以前の生活が戻ってくるのだろう。


世間的には「ようやく自由に移動ができる」という風潮も高まってきていると思うが、そんなタイミングで僕は「アドレスホッパーという生き方を休止しよう」としている。

これまで決まった拠点を持たずに日本全国(特には海外まで)を移動しながら転々と暮らす生活をしていたが、奇しくも全国旅行支援がスタートする時期である地域に拠点(住居)を構えることになった。


世の中が「ステイホーム」と叫ぶ中で移動生活を実施して、
世の中が「移動解禁」のムードに包まれる中で拠点を構える。


天邪鬼のように、完全に世間と逆行している。


思い返すと、僕が「アドレスホッパー」という生き方にシフトしたのは、2020年の夏。全国でGoToトラベルキャンペーンが展開されている頃だった。

この記事を書くちょっと前にたまたま訪れた京都があまりにも人がいない現状に驚き、同時に「今だったら観光地を巡りやすいかもしれない」と思い、思い切ってアドレスホッパー的なスタイルに移行した。

元々「人混みが苦手な性格」なこともあり、観光地を訪れることを避けてきていましたが、人が少ない今なら…と決断をしたように記憶している。


それから丸2年。
北は北海道から、南は沖縄本島まで、小樽・浅草・鎌倉・佐渡・金沢・京都・神戸・福岡・長崎・那覇などなど、行ってみたいと思っていた街にはほとんど足を伸ばすことが出来た。

それぞれの街に中長期的に滞在して、まちの構造的な違いや文化の異なりを肌で感じ取った。なんとなく、もう満足した気持ちになっている


これから日本人観光客も割引に釣られて動き始めるだろう。海外からのインバウンドも(思っているほどではないと思うが)円安の後押しで徐々に戻ってくるはずだ。

移動前提の生活を送るには適さない時期になっていくのだと思う。


僕自身の満足感と時代の変わり目が、同時にきた。だから僕は、来月からアドレスホッピング生活から拠点のある暮らしに移行する。


アドレスホッパーという生き方は、パンデミックだからこそ成立した。

パンデミックが終わった世界では、また違う生き方をしよう。





というわけで、
来月の中旬からどこに拠点を置くかは有料ゾーンでお伝えします。

これまで拠点にしていた「熱海」や「鳥取」ではありません。
その辺りの理由も、有料ゾーンで触れてみようかな。


では、また!


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