僕たちは皆、人生の「主役」を張っている。

僕たちの命はいうまでもなく「有限」。
命が尽きたらお金も肉体もあの世には持っていけません。

けれど「魂」はちがいます。
この肉体に宿した魂だけは
来世、来来世までも持ち越していける無限の存在です。

よく「魂を磨こう」といわれるけれど

この世の中で魂を磨いて
アップデートさせていく生き方を一言で表すなら

「今を生きる」だと思います。

ではどうすれば、魂を磨いて今を生きることができるのかというと

自分のできる範囲内で今より未来をちょっと良くすること

を意識してみてください。

未来を良くしていく方法は人によってちがいます。
みんなそれぞれ与えられている「役目」があるから。

脇役でも裏方でもない、自分だからこそ演じられる役目を持っている。
つまり、僕たち全員「主役」を張っているんです。

例えば、歌が得意な人は
歌声で人の心を癒して勇気づけることができる。

料理が好きな人は愛する人のために
毎日手料理で健康をサポートすることができる。

こうして一人ひとりが主役を張れば

自分のできる範囲内で今より（誰かの）未来をちょっと良くすること

が無理なくできます。

これが、僕もあなたも、あの人も、
漏れなくみんなハッピーになり、魂まで磨かれていく方法です。

そのためにも、まずは僕たち一人ひとりが
自分の役割を発揮していくことが大事。

もっというなら「自分自身を経営する」意識を持つことだと思います。

「経営」は「経」を「営む」と書きますが
「経」とは「お経」のことであり、つまるところ「人の道」を意味しています。

経営とは「人の道を営む」ことを指し示しているのです。

会社員も、主婦も、学生も、全員当てはまります。
だってみんな人の道を歩いているのだから。

僕たちは母親の産道を通って生まれてきてから
ずっと「人の道」を営み続けています。

でもこのとき受け身な気持ちでいては、思うように創っていけません。

誰かが代わりにやってくれるなんて期待していてはダメなんです。

みんな「経営者意識」を持ってほしい。
「自分が主役なんだ」と思ってほしい。

そうやって今自分ができることで魂を磨いていけば
来世ではよりハイランクな魂で再会できるかもしれませんね。