傘の横持ちが危ない問題に対して、『和傘』という選択肢
タイトルでもう全部言っちゃったんですけど。
前回の記事では、「傘の横持ちが他の人を気づ付けるよ危ないよ問題」に対して、傘の構造を危なくないようにする、というアプローチをとりました。
その答えは『折り畳み傘』か『笠』だったわけですけど。
いやいや、『和傘』という選択肢もあるんじゃないの?というわけです。
和傘の頭はとがっていません。
もちろん、とがってなければ他人に当ててもいいわけでは全くありませんが、ひどいけがをするリスクは低減されます。完璧に安全というわけではなく、少しでも安全に、というアプローチですね。
和傘はもしかしたらよいアイディアかもしれません。ただ、洋傘と勝手が違うところがありますので、美少女(私です)と一緒にお勉強しましょう。
まずもって根本的な話なのですが、和傘を閉じた時の持ち方は、洋傘とは異なります。和傘は頭を持つのです。
これは和傘の構造が関係しています。
和傘を洋傘と同じように持つと、だんだん開いていってしまうのです。閉じたまま状態で固定する機構がないのです。
洋傘は、頭の方を下にして地面に着くので、その先端に石突がありました。一方和傘は、持ち手のところがくるっとなってはおらず、その先端に石突があります。持ち手側が地面につくわけですね。
私が見渡した範囲ですと、和傘の石突は洋傘のそれよりもとがっていないため、けがをするリスクは低い可能性があります。もちろん、正しい持ち方を無視する人が横持ちをして、石突が後ろの人の方を向いたらやっぱり危ないわけですが。
正しい持ち方は、頭を持って、持ち手側を真っ直ぐ下向き、です。
どうですかね。和傘。傘のデザインに趣がありますし、持ってたら人と違う感じがして、よくないですか?粋な感じしませんか?