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ディズニーと私、仕事編

毎年この時季になると、利用者と一緒にディズニーランド旅行に行っていました。この時季のディズニーランドはハロウィン一色です。しかし、今年は行かれません。

昨日のnoteでは、私がプライベートで出かけたディズニーランドのことを書きました。今日は、仕事でディズニーランドに出かけたときのことを書きます。

利用者の希望でディズニーに

私は、障がいのある人が利用する事業所を経営しています。毎年、この時季は、旅行行事が集中します。春は年度末・年度初めで忙しく、夏は暑くてたいへんで、冬は荷物が多いため、必然的に秋に集中します。また、利用者にその行先の希望を聞くと「ディズニー!」という声があがります。

利用者の希望は、発言力の強い人の意見が通ってしまう傾向があります。また、利用者に「ディズニーでいい?」と聞くと「いい」と答えたり、「ディズニーはダメ?」と聞くと「ダメ」と答えることもあります。そこで支援者は、いろいろな工夫で利用者の意見を聴きます。

利用者にプレゼン

利用者の意見を聴くために、以前に出かけたディズニーランドの写真や、動画を見ていただき、支援者は、それを見ているときの利用者の反応を見ます。また、その利用者が興味を持ちそうなアトラクションの画像も見ていただきます。たとえば、かわいい人形が好きな人には、イッツ・ア・スモールワールド、動物が好きな人には、カントリーベアーシアター、ロボットが好きな人には、スターツアーズを提案します。皆さん、支援者の提案に興味を示してくれます。

ところが、ほとんどの場合、その反応は現地でくつがえされます

旅はハプニングの連続

イッツ・ア・スモールワールドは、怖くて船に乗れませんでした。カントリーベアーシアターでは、ショーが始まる前に壁の大きなトナカイがしゃべり出して泣いてしまいました。スターツアーズでは、揺れに驚いて大きな声を出してしまいました。それでも利用者の皆さんは、自分たちなりに違う楽しみを見つけて満喫します。

パレードで一緒に踊ったり、

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買物に夢中になったり、

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キャストのお姉さんと仲良くなり、待っている間中、ずうっとしゃべりかけたりします。以前、利用者がキャストのお姉さんに「ねぇ、ねぇ、(ミッキーマウス)中に人が入ってるんでしょう」質問をしていました。そのときは、あわてて止めてしまいました。しかし、今、思うと、キャストがなんて答えるか聞いておけば良かったと思います。

アトラクションに乗れなくても、他の楽しみを簡単に見つけられるのも、ディズニーの魔法のおかげです。

__ハロウイン







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